人生は旅

人生も旅もトラブルの連続、だからこそ‘’今‘’を大切にしたい

昨日は”落ち込みますデー”

不機嫌の持って行き場がなくて、鬱々

 昨日はまったく予想もつかないほど落ち込んだ一日だった。楽しいはずのプールがかつてないほど面白くなく、できれば途中で帰ってしまいたいほど不機嫌な気持ちだった。その原因は何かと考えてみると、まずは自分の足の不調と言うことに尽きる。このところ、年末年始の1週間ほどの休みがあったせいか、いつものように足が動かず往生していた。だが、それも今年最初の日ならまだ許せるが、火曜日が初日で、昨日は金曜日でもう5日目なのに、足元がおぼつかないとは一体全体どういうことなのかと、我ながら憤懣やるかたない。誰に怒っているわけでもない。自分で自分に怒りをぶつけるしかないが、なんとも情けなさすぎる。時間だけが過ぎて、肝心の足はさっぱり進歩しなくて、取り残されている感がある。

 それでもいつものように目標の50分間を歩こうと、筋肉痛に見舞われた足を頑張って前に出して歩いていた。顔なじみのマサコさんが、「今日はお腹が痛くないから、嘘のように歩けるわ」と嬉しそうに言うのを「よかったですね」と顔では笑いながら、内心は自分のことだけしか考えられない。マサコさんが気をよくして、ウォーキングコースに居る周りの人に誰彼となく声を掛けて、お喋りするのを横目に見ながら、黙々と歩いた。マサコさんは自分でも、「今日のプールは半分はおしゃべりの時間になってしまったわ」と残念そうに言いながらも、その顔はまんざらでもなく満足そうにしている。このこともいけなかったのか、私の鬱々とした気持ちに油を注ぎ、余計に不機嫌さが増してきた。

 しかも、マサコさんが声を掛けた人たちの中に、リハビリに通っている病院で出会った女性がいたことも私の不機嫌を助長した原因のひとつになった。その人は身長が140㎝しかなくて、水が怖いからプールに行くのを躊躇していた。それをマサコさんが「私が通っているプールだったら、1mぐらいのところでウォーキングができるから、行って見ませんか」とアドバイスしたのだ。一度声を掛けたくらいで、実行に移すだなんてことは夢にも思わなかったが、何とその人は1か月前からプールに通っていた。私たちが利用する時間とは別の時間にプールに来ていたせいで、会わなかっただけだった。

 私はその人を最初見たとき、皆がよくするようにプールに中を膝を曲げて歩いているのだとばかり思っていた。ところが彼女はなんとそのまま歩いているだけだった。水が首の下まで来ていたので、てっきりそうだとばかり思っていたが、本当に身長が低いのだと気付いて仰天した。そうはいっても、彼女は今の私なんかよりも速く歩いている。彼女の状況は私が1.2mの水の中を歩くのと何ら変わらないではないか。それなのに、あんなにスイスイと歩けるものなのか。いやはや、私には彼女の真似はできない。降参である。凄いなあ。マサコさんの話では彼女は膝が悪いと言うことだが、そんなことを微塵も感じさせないくらい颯爽と歩いている。途中からプールに来たとはいえ、私たちが更衣室で着替えをしていても、彼女は現れない。10分間の休憩時間後もまだやっていくとのこと。そうなると、私などは穴があったら入りたくなってしまうではないか。

 プールに通うようになって、私は周りの人たちと自分はまったく次元が違うのだと気付かされた。皆がやっているのは筋トレだが、私は足が痛いのでただ前に歩くことしかできない。その時点で、私は他人と自分を比べても意味がないと自分に言い聞かせていたが、昨日はその決心が根本から揺らいでいた。気にしないでおこうと思っても、どうしても気になってしまう、どうしたらいいのだろう。せめて、足の調子が戻れば、そんなくだらない考えは雲散霧消するのだが、果たしてこれから先どうなるのだろうか。

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