
嬉しいはずなのに、複雑な気分に
先日、市民スポーツセンターから水泳教室の会費の支払いを促すメールが来た。なんと4月23日からプールが再開するそうで、あれ、予定では、5月の中旬ではなかったかと困惑した。予想よりも意外に早い再開に、本音では、もう少し遅くてもいいのなあと思った。足を怪我して、ずうっと痛みが続いているせいで、私としてはもう少し猶予が欲しかった。だが、せっかく、抽選の結果、申し込みが叶ったのだから、足が痛いくらいでは諦められない。弱気になり、キャンセルをしようなどと考えたこともあったが、やっぱり参加するしかない。参加してみて、どうしても無理だと思ったら、その時は諦めざるを得ないだろう。
私が申し込んだ水泳教室の初心者コースは5月15日に始まるのだが、それまでに少しくらいは準備しておきたい。だが、悲しいかな、今の私はすぐには行動できない。なぜなら、私の目は今結膜炎で、まだ目が赤みを帯びている状態だからだ。名医と評判の近所の眼科で診てもらったら、治るから大丈夫と太鼓判を押された。なので、来週くらいになったら良くなるとは思うので、水に浮く練習くらいはやっておくつもりだ。なんせ、運動音痴なものだから、今更ながら泳げるようになりたいと思うことすら、私にとっては青天霹靂だ。
早速、市民スポーツセンターに行って、回数券を買い、プールで水中ウォーキングをしようとした。ところが、券売機で24回分のチケットを買ったまではよかったが、それからがなかなか進まない。いつも受付でそのチケットを回数券に取り換えてもらうのだが、その時はなぜか特別ブースができていて、順番を待たなければならなかった。そうだ、5月からの教室の会費の支払いもあったが、それは後回しでもよかった。まずは回数券に取り換えて、プールに行く方が先だった。だが、それにも時間がかかるのかと歎いていたら、幸運にも、気を利かせたスタッフの人が取り換えてくれて助かった。
だが、以前とはシステムが違っていて、いつもは回数券を出せば、プールの入口まで行けたのに、今度はQRコードにかざさないといけないらしい。どういうことかと言うと、受付で回数券を出し、「プールお願いします」と言うと、何やらQRコードを印刷した小さな紙をくれる。その紙を持ってプールの入口まで行って、スキャンするという仕組みだ。いや、別にそうしなければプールの施設に入れないというわけでもなさそうなのだ。プールに行く入口は2か所あり、確かめてみたら、一方にしかゲートは付いてはいなかった。では何のためにQRコードをかざすのかと言うと、それは施設の都合で、利用者数を把握したいからではないかと私などは思う。
プールの再開初日と言うことで、恐ろしく混んでいるのではないかと危惧したが、意外なほど空いていた。ウォーキングコースは顔なじみの人は誰もおらず、韓国人の女性二人と私ぐらいのものだった。その二人が歩きながら延々とお喋りをし、時には横に並んで話して、私の行く手を邪魔してきた。それでも、気にしないことにし、40分くらい歩いてプールから上がった。その後、水泳教室の会費の5月、6月分の2か月分を支払った。ここの会費は他の施設に比べると、かなり安い。一回分の会費はなんと980円で、5月は3回のレッスンなので、2880円である。どうしてこんなに安いのかについては、誰かから聞いた話によると、市からの手厚い補助があるかららしい。
市民スポーツセンターからのメールのせいで、まだ寝ていたいのに突然起こされた子供のような気持ちになった。とうとう来るべきものが来た、と言うのが偽らざる本音である。どうなるかはわからないが、それでも、水泳教室の初回の5月15日は間違いなくやってくる。なんだか落ち着かない気分だが、目を治すことを今は何より優先すべきだ。その次が足だが、足に期待はできないので、現状維持で何とかやっていくしかない。
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