人生は旅

人生も旅もトラブルの連続、だからこそ‘’今‘’を大切にしたい

4月からのプール教室に当選、されど

プール再開がいつになるのか、分からない

 昨日、市民スポーツセンターからメールが届いて、4月からの水泳の初心者コースに当選したとの連絡があった。籤運がすこぶる悪い体質の私は、この朗報が俄かには信じられなかった。それでも、すぐによかった!やったあ!と有頂天になったが、メールの続きを読んで、雷に打たれたようになった。そこには、「プールの設備不良のために、4月からの教室は5月に変更になります。また、会費の入金や教室開始日については後程お知らせします」とあるではないか。そりゃ、たしかに今現在はプールは当面の間休館になってはいるが、まさか、4月になってもダメだなんて、一体全体なにやっているんだ、と憤りたくもなる。こればかりは怒っても、嘆いてもどうにもなりはしないことはよくわかっている。プールは2月8日から休館になっていて、皆それぞれ別のプールに通っているが、本当のところは出来るだけ早い再開を願っていることは言うまでもない。もちろん、私もその一人だが、3月には何とかなるのではないかと淡い期待を抱いていた。皆は夢にも4月になってもダメだなんてことは、夢にも思っていないだろう。

 だが、私は4月からの教室募集に応募し、抽選に当選してしまったことで、実に嘆かわしい現実を知らされることになった。今は2月の下旬で、もうすぐ3月になる。この時点で、4月の再開は無理だと予測で来てしまうことがある意味恐ろしい。教室の当選メールに歴然と4月からの開始が無理だと書けるのだから、奇跡が起きることはまずないと思った方が良い。こんな不都合な真実を知りたくもなかったが、教室の募集に当選してしまったおかげで、知ってしまって、何だかとても気分が悪い。これではいつかはプールが再開するという希望を打ち砕かれたような気がして、悶々としてしまうではないか。「当面の間休館」と張り紙には書いてあるが、きっと、もうすぐなのだろうと皆思っているに違いない。そう思うことでモチベーションを維持できていると言っても過言ではないだろう。それなのに、もし私が今の現実を誰かに漏らしてしまったら、その人をがっかりさせてしまうのではないかと思うと、軽はずみに、下手に情報を教えてあげるのもどうなのだろう。

 実を言うと、私はプール再開が5月になることを自分ひとりで受け止められないでいる。むしろ、皆にしゃべってしまう方がラクになるのではないかとも思う。おそらく皆は私がそうだったように、とても信じられないと嘆くことしきりで大騒動になるだろうが、そんなことをしても何も現実は変わらない。静かに目の前にある現実を受け入れるしかないのである。なので、私としては、自分からはプール再開が5月頃になるというとんでもない事実を打ち明けるつもりはない。誰かに聞かれたら、隠すことはせず、全て打ち明けようと思っている。今の私に出来る唯一のことは”果報は寝て待て”とばかりに、ただひたすら待つしかないのである。

 考えてみると、私にとっては教室の5月開始は、むしろ朗報と言うべきことなのかもしれない。なぜなら、私の左足は期待通りに、思うほど良くなってはいないので、ちょうど5月頃がちょうどいい時期かもしれない。思えば、4月になれば足が良くなるという保証は何もないにも関わらず、ついつい勢いで教室の募集に申し込んだ。そうは言っても、教室に入れるかどうかは抽選で決まると聞かされて、籤運の悪い私は落選すると決めてかかっていた。だから、大丈夫、と高を括っていたので、現実に当選してしまったこと自体、青天の霹靂とも言うべきことだった。

 いずれにせよ、私の今やるべきことはただ一つ、プールの中をひたすら歩くこと、それだけだ。

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