人生は旅

人生も旅もトラブルの連続、だからこそ‘’今‘’を大切にしたい

自粛疲れで三密を気にしない傾向が

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郵便局の待ち時間が危ない?

 先日どうしても窓口に用があって郵便局に行きました。こんな時だから不要不急の要件での来局は控えるようにとのお願いの張り紙も店頭に貼ってあります。だから当然利用者も暗黙の了解をしていると思い込んでいたのです。ですが実際は違っていたので驚いてしまいました。その日は外から覗いてみるとかなり空いていました。だから受付番号カードも取る必要がなかったのです。すぐに要件を聞いてもらい、手続きが済むまで椅子に座って待っていたのです。端っこの椅子に座って待っていたら、信じられないことにすぐ隣の席に人が来たのです。おまけに、二人連れらしいその人たちは平気でおしゃべりをし始めました。コロナが流行る前のたわいもない会話です。「三密を避ける」ことがこの時期の常識となっているのに、もう忘れたのでしょうか。すぐ隣に人が来たせいで「ギョッ」となってしまった私は、何とかこの状況を逃れようと心のざわつきが止まりません。席を立とうにも小さな郵便局では狭くて居場所がありません。モヤモヤしているうちにすぐに名前を呼ばれたのでその場を逃れることができました。今回の経験から学んだのは、たとえ空いていても椅子には座らないほうがいいのだということです。それくらい意識したほうが、見えないウイルスから身を守ることができると思うのです。

 別の見方をすると、郵便局側で感染症対策がもっとできないかということです。例えば、銀行のように椅子にバツ印を付けて座らないように誘導するなどの処置をとるのです。いくら局内が狭くてもやはり厳しすぎるくらいのルールが必要だと思うのです。ふと、2か月の外出制限が緩和されたパリの地下鉄の記事を思いだしました。座っていい座席の指定や立ち位置を示すシールを貼るなどの徹底した対策が話題になっていたからです。

道路がまるで歩行者天国のよう

 午前中に郵便局に行った日の午後に買い物に出たら、目を疑うような光景に出くわしました。近所の目の前にある道路がまるで歩行者天国のような賑わいを見せていたのです。「ええ~、今日は何の日だっけ?」と首をかしげたくなるような、カップルや家族連れのリラックスした様子に呆然としました。こんな大勢の人を見るのは確か選挙の投票日以来です。いいえ、投票日なんかより比べ物にならないくらいの人出がありました。

 子供はボール遊びに夢中になり、大人も一緒に楽しんでいる姿も見かけました。スケボーで遊んでいる男の子もいて、なかなか上手だなんて呑気に見ていたのです。ところがそこに曲がり角から1台の車がやってきて、そのおかげで『歩行者天国なんかじゃない現実』に舞い戻ったのです。男の子は正面からやって来た車に慌てることなく、うまく車をよけました。「危ない!」と第三者が感じた割には彼は平気で気にするそぶりも見せません。むしろヒヤッとしたのは車の運転手でしょう、まさか正面からスケボー少年がやってくるとは考えもしないわけで。

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