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ザリガニ料理店と歯科医院の謎

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 ザリガニ料理店ができたと思ったら

 だいぶ寒くなってきたせいか、毎朝の散歩が少し億劫になってきました。今朝などは雨はともかく風が強くて前に進むのが大変でした。今日くらいは寝ていたいとは正直思うのですが、時々思わぬ発見をすることがあるので、やはり外へと飛び出します。

 去年、あのコロナ禍にあって、町にザリガニ料理店がオープンしたのです。最初は「ええ~?ザリガニって美味しいの?」などとしか思えず、驚きました。私の中では、「ザリガニ」と言うのは田舎のどぶの中に住む生き物でしかありません。よく近所の男の子たちがバケツにいっぱい取って遊んでいました。でも誰もあれを食べようとはしなかったので、ザリガニが食べ物であること自体が信じられなかったのです。考えてみれば、エスカルゴだってカタツムリなのですが、子供の頃、雨の日に必ず庭木の葉っぱの上に居たカタツムリとは別物なのです。そう考えれば、自分の中で合点がいくのですが、「果たして、お客さんは来るのだろうか」と納得がいきませんでした。

ザリガニは美味で人気があるらしいが

 そんなある日、朝いつものようにザリガニ料理店の前を通りかかると、そこにはケースに入った山盛のおしぼりが置いてありました。それは明らかに、お客さんが使ったものです。「お客さん、こんなに来るんだ!」と意外な展開にびっくり。そして「ザリガニは人気があるのだ。きっと美味しいに違いない」と確信しました。店の前に貼ってあるメニューを見ると、ザリガニがプリプリしていて美味しそう、そう思ったら、昔のザリガニのイメージは完全に消えていました。できれば自分も食べてみたいと一瞬思いましたが、悲しいかな、私はエビアレルギーなのです。エビは大好きなのですが、なぜか、若い頃からエビがダメで、具合が悪くなって死ぬ思いをするのです。でもカニなら大丈夫と思ったら、大間違いでこの間カニの刺身を食べてみたら、喉が痒くてたまりませんでした。煮たり焼いたりしてあるカニなら何とか食べられるのですが、やはり甲殻類はやめておいた方が無難なようです。そんなわけで、ザリガニ料理店の美味しさを自分で確かめることはできないのが現実なのです。

 コロナ禍にあっても人は美味しいものを求めて止まないのだと、去年はそう感じていました。年が明けて、先日ザリガニ料理店の前を通りかかると、またおしぼりのケースが置かれてありました。ところが、中にはたった2~3枚の使用済みおしぼりがあるだけでした。これはいったいどういうことなのか。感染者が激増しているのが原因なのか、あるいは、政府の飲食店への時短要請のせいなのか。謎でしかありません。

歯科医院の不可解な態度に困惑

 謎と言えば、去年私の身の周りに起こった不可解なこと、歯科医院のことを思いだしました。去年の年末の大事な予約をキャンセルされて、不安で仕方なかったのです。何の説明もない休業は患者にありもしない妄想を抱かせるだけなのです、特にコロナ禍にあっては。だから、年が明けてすぐの予約はどうなるのか、とドキドキしながら歯医者さんに行きました。自分の番を待っていると、歯科衛生士さんが熱を測りに来たり、診察台に今までなかった仕切りがあったりして、なんだか様子が違うのです。以前は先生は私の治療中に他の患者さんを掛け持ちで診ることも平気でしていました。でも、今は何か問題があってそれはしないことにしたようなのです。だからいつもより待たされました。

 診察台に座ると、「これでうがいをしてください」と紙コップを渡されました。その中に入っていたのは、テレビのCMで見たことがある、お口クチュクチュのマウスウオッシュの液体でした。「ええ~?まさか、これで口の中を殺菌するわけ?」と困惑するばかり。まさか「これでコロナの患者さんでも大丈夫だとでも思っているの?」と信じられませんでした。きっと、年末に何かあったのに違いありません。先生は元気そうなので、患者さんの方に何か問題があったのでしょう。そのせいなのか、歯のクリーニングの時にいつも助手を務める歯科衛生士さんが寄ってこない、だから先生ひとりなので水を吸い込む管を持ってくれる人がいないので大変です。容赦なく顔に水がかかるし、飲みたくもない水を飲まされる羽目になってしまいました。この時はいつもと比べて、明らかに乱暴な治療を受けることになりました。

 何よりも先生が去年の予約キャンセルに関して何の謝罪もしないことが想定外でした。もう忘れてしまったのか、あるいは知らないふりをしているのか。次の予約をしてはみたものの、これから先この歯科医院に通い続けるべきかどうか迷っているところです。

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