人生は旅

人生も旅もトラブルの連続、だからこそ‘’今‘’を大切にしたい

私の好きな色

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車ならアイボリー

私の好きな色は車ならアイボリーで、昔2番目の兄が乗っていたフォルクスワーゲンのビートルの色でした。カブトムシのような格好の車でとってもユニークな形をしていたんです。長兄のお嫁さんの兄弟3人が車屋さんをやっていて、その関係で買った車です。ドライブしていると、周りは日本車ばかりなので目立つのですが、それがまた嬉しかったです。きっと、ローンを組んで買ったのでしょうが、実家に住む独身貴族の特権ですね。親戚の会社の名前は◯◯オートブラザーズというのですが、たまに外国の自動車会社からご招待というのがあるらしいです。それで、お嫁さんの兄夫婦がまだ小さいこどもふたりを置いて、ドイツに行ってしまったらしいです。ホテルも食事もすべてあちら持ちで、いろんなところを案内してもらえるそうなのです。それもなんと3週間の予定で行ってしまったので、お母さんが大変な目にあっているのだと、お嫁さんが嘆いていました。今でも街でビートルを見かけると、いろんなことが思い出されます。最近はレモン色のビートルもいいなあ、とも思うし、昔は想像もできませんでしたがショッキングピンクのビートルだってあるのですね。

建物ならやっぱりブルー

思ってもいなかったのに、あまりいい印象を持っていないロシアに行くことになりました。最悪を覚悟したら、それが想定外の最高の旅となったのです。ヨーロッパ人にはないロシア人の懐の深さと建物や美術品の素晴らしさに感動しました。ロシアはテレビのニュースでやっているような貧しい国なんかではなくて、資源にしても人々の心にしても十分豊かな国なのです。そんなロシアのサンクトペテルブルグにあるエルミタージュ美術館は日本でいう浅黄色の薄い色で上品な色合いの建物です。ですが、なんといっても、エカテリーナ宮殿のあのブルーにはかなわない気がします。緑豊かな郊外にあって白とブルーのコントラストが美しい宮殿はその美しさを維持するのが大変そうです。正面から見たらわからないのですが、裏に回って中庭を見ると、修復作業が進行中であることがわかります。入場料も外国人はロシア人の3倍払わなければなりませんが、このような美しいものを維持するためにはお金がかかるので納得できます。サンクトペテルブルグの中心部にもこれと似た色合いの建物があります。地下鉄のチェルヌイシェフスキー駅近くにあるスモーリヌイ修道院で、塔からサンクトペテルブルグ市内の眺めを楽しむこともできるそうです。ネフスキー大通りからバスが出ているので、エルミタージュ美術館を見てから利用すると便利です。日本で楽しみたい方は、「エカテリーナ」というドラマがやっていますのでBSで見ることができます。それからHULUという動画サービスでも配信中ということです。

 

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