人生は旅

人生も旅もトラブルの連続、だからこそ‘’今‘’を大切にしたい

ナチスがすべて琥珀を持ち去ったエカテリーナ宮殿

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マルシルートカでエカテリーナ宮殿へ

ホテルのある5号線アドミラルチェーイスカヤ駅から2駅乗ってサドーヴァヤに行きます。そこから2号線に乗り換えてモスコフスカヤ駅から6駅ほど乗ります。マルシルートカに乗ったら約40分で着きます。ここの駅からはプルコヴァ空港行のバスも出ているのでよくわかっているはずでしたが、バスの種類が多すぎて自分の乗るバスを捜すのが大変です。と思っていたら、ありがたいことに上の写真のようなサインが地下道にちゃんとあるのです。サインにあるようにK-342、K-545がエカテリーナに行くマルシルートカの番号です。それでサインに従って進み、階段を昇って地上に出ます。でもすぐにそのバスがあるわけではないのです。見ると大きな公園がありその真ん中にレーニン像があって、レーニンはこちら(地下道への入口)を指さしているのです。

昔のガイドブックには「レーニン像を背にしてすぐそばにある大きな建物の前」がエカテリーナへのマルシルートカの乗り場だと書いてあったのを思い出しました。それで公園の周囲をぐるっと回って建物の前まで行くと、運転手が「ドヴェリッツ(宮殿のこと)?」と聞いてくれました。それに2~3人がすでに待っているようでした。このマルシルートカはK-342でした。

 

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上の地図からわかるようにK342はエカテリーナ宮殿の入口から歩いてすぐです。正直言ってK342 に乗ったのは初めてで戸惑いました。いつもはK545に乗っているのでバスを降りた後けっこう歩きます。地図上で赤く塗った部分を歩きます。周りは店ひとつない静かな田舎町といった環境です。

 

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お天気が悪くて曇り空ですが、エカテリーナは変わらず美しかったです。

 

 

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近づいてみるとこんな彫刻がありました。

 

 

 

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ナチスにすべて持ち去られて行方不明になったものの、見事に修復された琥珀の間

 

10年前は誰も居なかった!

信じられませんが、10年以上前に初めて行ったとき、ほんとに誰も人がいなかったのです。それで帰ろうかと思って躊躇していたら、係りの人が出てきてくれて扉をあけてくれたのです。その時なんと私一人だったのです、こんなこと言っても誰も信じてくれませんが。ほぼ貸し切り状態でゆっくりと見学した記憶があります。そういえば、マルシルートカも私以外は誰も降りようとはしないのです。最初乗るときに「ドヴェリッツ」と言って騒いでおけば、着いたら教えてくれるので安心です。いつも時計を見て時間を測っているので、大体予想した時間に着くことになっています。

 

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このカウンターで注文します。

 

 

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おしゃれなデザインのイスですね。

エカテリーナについにカフェができました

いつも見学したら、すぐにバス乗り場に直行でしたが、今回はカフェでお茶してゆっくりしました。エカテリーナにカフェがあるなんて夢のようです。前回は中国人に宮殿が占拠されたような事態で本当にうるさくて閉口しました。でも今回は思ったより中国人の団体は少なくてほっとしました。それと意外だったのが、エカテリーナに警察官の姿があったことです。今回のロシアはモスクワでもサンクトペテルブルグでもどこに行っても警察官がいて見張っていました。

 

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