人生は旅

人生も旅もトラブルの連続、だからこそ‘’今‘’を大切にしたい

今はもうFMラジオ付きのICレコーダーはありません

想像だにしなかった現実に呆然

 4月からラジオのNHK第二放送がFMに移行することはすでにわかっていた。まだまだ先と楽観していたら、その時期がついにもう来月に迫ってきた。それで、重い腰を上げて、昨日ビッグカメラに買いに行って来た。お目当てのFMラジオ付きICレコーダーは今使っているのと同じメーカーのSONYのを買う予定だった。ちゃんとネットで調べておいたので、もう買う機種も決まっていて、値段も把握していた。ところが、いざ、ICレコーダーの売り場に行って見たら、ネットで見たはずの機種がない。それどころか、あるのはオリンパスや名前を聞いたこともないメーカーのものしかなく、SONYの機種はなかった。それに、目の前にあるのはすべて普通にボイスレコーダーで、FMラジオは付いていないようなのだ。

 困った、どうしようと暫し呆然としていたが、そこに店員さんが通り掛かったものだら、早速聞いてみた。店員さんは商品と一緒においてあるパンフレットを見ながら、散々調べてくれたが、やはりなさそうだ。結局「今はもうFMラジオ付きのICレコーダーはありません」と言われてしまった。それから、「今、現在はICレコーダーはAIレコーダーの方に移行しています」などと驚くべき現実を突き付けられた。目の前には4万1千円のAIレコーダーが陳列されていて、「会議の自動編集が可能です」との説明書きがあった。そうか、例えば、会議を録音したら、わざわざ人間がやらなくても、AIがすべて要点をまとめてくれるというわけなのか。ずいぶんコスパが良くて、面倒なことはすべてAIがやってくれるのだ。実に便利だなあと絶賛したいが、それではわれわれ人間はなんのためにいるのかと疑問にも思う。

 話を元に戻すと、店員さんにお目当てのICレコーダーがないと言われた私は、大いにへこんでガックリしていた。どうしたらいいのだろうと絶望したことも確かだが、ふと、まだヤマダ電機があるじゃないかと気を取り直した。幸いなことに、ビックカメラの店舗の反対側にはヤマダ電機があった。そこにももう無いのかもしれないが、ダメもとで行ってみることにした。ビックカメラにお目当てのICレコーダーはなかったが、1年ほど前に来た時は、たしかにSONYのICレコーダーはあった。時代の流れが速すぎる。1年前にはあった機種が風のように素早く通り抜けるように消えていく。「いつまでもあると思うな」とか、「いつでも買えると思うな」というような強迫観念を抱かざるを得ない。こんなとこを言っても、始まらないが、これまで使って来たSONYのICレコーダーをもっと余分に買っておけばよかったと後悔することしきりだ。それでも10年近く使ってはいるが、それが無くなるだなんて思いもしなかった私の考えが甘いのだろうか。いつの間にか、自分の知らない間に予告もなく、発売停止になってしまうのを止めることができないのがもどかしい。それなのに、ネット上にはちゃんとその商品はあるのだから、一体全体どうなっているのだろう。今回もネットではちゃんと買えるのに、店舗に行ったら、「その商品は販売中止になっています」と言われたときのショックは大きい。

 ビックカメラに行って、「もう発売中止になっています」と言われても、俄かには信じられなかった。ネットで売っているのだから、探せばどこかにあるのではないかと淡い希望を抱いてしまうのが人間と言うものだ。かくいう私も、そのすぐには諦めきれない人間のひとりで、もしかしたら、ヤマダ電機にはあるのではないかと行かずに家に帰るることなど考えられなかった。なぜなら、私にはもう選択肢がなく、絶体絶命の状況だったからだ。なんとしてもFMラジオ付きのICレコーダーを買って帰らなければ、一貫の終りだからだ。

この続きはまた明日に

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