人生は旅

人生も旅もトラブルの連続、だからこそ‘’今‘’を大切にしたい

私たちの知らないロシア⑮

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ロシアのATMでカード食べられる!

 

サンクトペテルブルグでは「ルーシ」というホテルに泊まったとすでに書いたが、最寄理の駅はチェルネイシェーフスカヤでモスクワ駅(モスクワ方面への列車がでる)まで一駅で行けます。地下鉄でたった一駅ですが、歩くと25分ぐらいかかってしまうので、重い荷物があるときは、地下鉄に乗った方が便利です。このホテルは客室が170室あり、ツアーの団体客によく利用されて人気がありました。5か月先の予約をしようとしたら、「満室で予約できません」と断られたこともあります。また、ホテルの裏の道を、モイカ川に沿ってまっすぐ行けば、エルミタージュ美術館に25分以内に行けます。

ある日、サンクトペテルブルグの街へ出かけようとして、ホテルにあるATMでルーブルを引き出そうとカードを入れました。すると、ルーブルはおろせないのにカードは食べられたまま出てこないのです。どうやら故障していたらしく、よく確かめないでカードを入れてしまったのがいけなかったようです。

すぐにレセプションの人に話すと、今日は日曜日だから修理の人は来ないとのこと、明日以降なら大丈夫だから、と言われました。「じゃあ、わたしはどうしたらいいの?」と困ってしまって聞くと、「修理ができ次第、カードは取っておいてあげるから、心配しなくていいから。」と慰められました。数日後、何事もなく、カードは私の手元に戻りました。この事件以降、ATMを使うときは、正常に動いているかどうかよ~く確認してから利用するようになりました。また、何かあったら助けてもらえるように、できるだけ人がいる場所で使うようになりました。

ロシアのホテルの豊かな朝食!

ロシアのホテルがヨーロッパのホテルと違うところは、やはり、朝食ではないでしょうか。ヨーロッパは基本的にコーヒーとパンのシンプルな朝食ですが、ロシアは日本食と同様にいろいろなものを食べます。パンもふつうの丸パン、黒パン、あとはロシアのおかゆであるカーシャ、いろいろな具が入っているクレープのようなブリヌイもあります。おかずも、ヨーロッパのホテルと比べて多く、ロシアの有名な塩づけのニシン(とてもおいしいです)、焼いたフワフワのなす、ロシア風サラダなどがあります。

スープも何種類かあって、日本でいうボルシチはロシアではビーツのスープ(紫色をしています)でさっぱりしておいしいですし、ロシアのチャイはお茶の葉の風味が豊かでいろいろな種類を楽しむことができます。それから、サーモンは高いので、中級クラスのこのホテルでは朝食にはでませんでした。ロシアではサーモンが安いのではと、思って来たら、スーパーを見てみると、サーモンは日本と同じくらいの値段でした。

 

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