人生は旅

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保育専門学校選びに失敗

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保育専門学校は高級住宅地の中

友人の娘さんの専門学校の時の話です。彼女は保育専門学校に通っていて、その学校はいわゆる高級住宅弛にありました。学校のすぐ隣にはインターナショナル・スクールがあって、夏のある日などは、プールサイドでバーベキューをして楽しんでいる様子を窓から見ていました。「バーベキューをするなんて、やっぱりインターナショナル・スクールは違うなあ」と羨ましかったそうです。彼女の学校は1階が付属の幼稚園になっていて、2階から上が専門学校となっています。1階の幼稚園の生徒は場所が場所なので、お金持ちの子供が多いらしいです。朝などは、保護者が車で子供を送ってくるので、校門前はずらりと高級車が並ぶそうです。

専門学校でクラブ活動?

保育専門学校といっても、資料を取り寄せて見てみるとその内容はさまざまです。高校のように放課後クラブ活動(信じられない!)があったり、男女共学だったり、授業内容が他の学校に比べてすごく充実していたりと、実に様々です。一番人気があるのはやはり男女共学で説明会も大盛況でしたが、保育士になりたいと強く思っていた彼女はそこに入ろうとは思わなかったのです。だからピアノの指導が厳しく、授業内容が充実している今の学校に決めたのです。結果的には、その決断が彼女を苦しめることになるのです。

宿題は家族全員で手伝う?

学校に入ってみてわかったのですが、授業内容が充実しているということは、とにかく宿題で忙しいのです。学校の授業が5時ごろ終わって家に帰るのは6時頃になるので、とてもアルバイトどころではないのです。それどころか猫の手も借りたいくらいで、当然身近にいる家族が犠牲になります。母親や父親、それで足りなければ兄弟が手伝います。宿題というのは、紙などを切ったり、貼ったりしてして何かを作る作業が多いので、人の手と時間が必要なのです。宿題に加えて毎日のピアノの練習もしなければなりませんし、それに行事が重なると最悪の事態です。学校の1階にある幼稚園の夏祭りに参加するために、ゲゲゲの鬼太郎の登場人物の衣装を手作りしなければなりませんでした。その場合は、自分では無理なので母親が夜なべ仕事をしました。

 

学校選びに失敗したかも?

今思えば、学校の制服が有名デザイナーの服で値段が10万でしたが、そんな服が必要だったのかも疑問です。「どこに着て行ってもおかしくない」と学校側が言っているジャケットなんて、女性の国会議員が着ているようなもので、若い子が着たら街で浮いてしまいます。事実、娘さんも、「キャビンアテンダントみたいだよ」と友達にからかわれていたそうです。毎日朝練していたピアノも今の仕事ではめったにひきません。「あんなに頑張って課題(宿題)をこなそうとしていたなんて、昔は頑張りすぎて無理してたみたい。結局、学校選びに失敗したかも」と今では思っているみたいです。

 

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