人生は旅

人生も旅もトラブルの連続、だからこそ‘’今‘’を大切にしたい

味付海苔と鮭フレークで朝から幸せ

今週のお題「ごはんのお供」

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送られてきた味付け海苔が大活躍

 毎日暑い暑いとため息をついて、嘆いてばかりいてもお腹はすきます。もりもり朝ごはんを食べて、今日も一日頑張らなくちゃいけないのに固形物が喉を通らない。でも食べないと後でお腹が空いて困ることはわかりきっている。そんな時でも「これなら食べられる」と思えるのが味付け海苔と鮭フレークです。ホカホカご飯に鮭フレークをケチらずにかけて軽く混ぜ、その上に海苔をのせてくるんで口の中へ放り込む。味付け海苔も何でもいいと言うわけではないので、自分好みの味を探してみるとより楽しめると思うのです。

 味付け海苔で思い出すのは、台湾旅行のときに姉が持ってきたしそのリです。マンションをホテルにした民泊だったので炊飯器でご飯を炊いてしそのリと梅干で遅い夕飯を食べました。あのときは空港からやっとのことでホテルにたどり着いてヘトヘトでした。だからいつもの味にホッとして余計にしそのリが美味しく感じられたのでしょう。

 実を言うと、このてりやき味の海苔は田舎から送られてきたもので、初めての味でした。近所のスーパーでは見かけたことがなかったのですが、食べてみるといつもの海苔の味に比べて味が濃いのです。少し触った感じがベトベトするのですが、それほど気にはなりません。いつも思うのですが、このような円いプラスチック容器だと、一度開封してしまうとしけやすい所が難点だと思うのです。でもこの海苔の場合は蓋を開けるとちゃんとシールが付いているので、海苔を取り出すのに必要なだけ開けることができます。だから、いつもの「早く食べなきゃ!」という急かすような気持ちは持たずに済んだのです。最後の一枚までパリッとして美味しく食べられたので幸せでした。

味付け海苔がご近所づきあいに役に立つ

 意外だったのは、この味付け海苔がご近所づきあいに役に立ったことです。以前ブログにも書いたのですが、忘れもしない2月下旬に店からトイレットペーパーがあっという間に消えた日のことです。あの日、薬局に行き、前日まで山のようにあったトイレットペーパーが無くなっているのを見て呆然として家に帰ってきました。その時偶然となりの家の人に会ったので、そのことを愚痴ったらトイレットペーパーを6個も貰えたのです。それ以来、ずぅっと何かお返しをと思っていましたが、どこにも行けないのでお土産を買ってきてあげることもできません。

 どう考えても、トイレットペーパーでお返しをするのは嫌味です。あちらも買いだめしてあるわけですから、嫌がられるのはわかっています。では普段の生活で誰にでも喜ばれるものは何かと考えていたら、どこからか世間では朝ごはんに海苔は定番になっているらしいとの情報が聞こえてきたのです。そうか、私だけではないらしい。全然気が付かなかった!それで箱から2個取り出して、いざお隣の家に直行です。

 「これならお役に立てると思って」と海苔を差し出すと、「ちょうどよかった、買おうと思っていたの」との理想的な反応が返ってきました。心の中で「これは行けるかも」と思い、「海苔は大好きで、おやつ代わりに食べちゃうの」と言われてホッとし、「借りはこれで返した」と満足しました。後日家を出ようとしたら、隣の人に「ちょっと待って」と呼ばれて何かと思いました。そしたら、すぐに何やらお米の袋を持って現れました。「田舎からお米を送って来たので半分どうぞ」と5kgのお米の袋を差し出されました。この瞬間、貰い物の海苔がお米に化けました、それも青森の「青天の霹靂」というブランドもののお米に。

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