今週のお題「いも」
食べたことがない触感にワクワク
サツマイモはそのまま食べても美味しいのですが、お菓子、それもスナックになるといつでも食べられるので大歓迎です。以前スーパーのお菓子売り場で、UHA味覚糖から発売されている「おさつドキッ！」を見つけました。パッケージには新触感スナックと書いてあったので、「いったいどんな味なのだろう」と興味深々でした。早速買って食べてみると、初めての味なのですが、まるで本当のサツマイモのようにも感じました。生のサツマイモを薄い輪切りにして乾燥させてあるのですが、それにしてはパリパリしていて表面が堅めです。食べてみると、パキッと歯ごたえがあって自然なサツマイモの味がします。
この触感をどうやって実現したのだろう、フリーズドライでは出せないと思う、柔らかくなりすぎてしまうから。硬めのサツマイモに甘いタレが掛かっているのですが、あくまで素材本来の味を邪魔することはしていません。脂っこくないから飽きない。気づいたらあっという間に一袋完食していました。なのに、口の中は甘ったるくならないところがすごいです。このお菓子を食べた感想は、「あのサツマイモがこんなに変身するなんて想定外！」と不思議でなりません。「う～ん、なかなかやるね」と感心したことを思い出したら、久しぶりにまた食べたくなりました。それまではカルビーのおさつスナックが結構好きだったのですが、「おさつドキッ！」にはまさに目から鱗でした。
スイートポテトには思い出が
サツマイモのスイーツで一番美味しいのはなにかと考えたら、スイートポテトが頭に浮かんできます。昨日もスーパーに行ったら、京都の物産展をやっていて、お菓子のコーナーにスイートポテもあったのです。普通のポテトの隣には珍しいムラサキ芋のポテトもあって見るからに美味しそうです。思えば、高校生の頃には、家に友達を呼び、みんなでスイートポテトを作って食べました。田舎なので、家にはサツマイモがゴロゴロあるので問題ありません。他の材料はそれぞれ持ち寄りです。友達の中にはあまり親しくはない同級生も来ていたのですが、この集まりをきっかけに関係が少しずつ進展していきました。
あれは東京に住んでいた時のことでした。あの同級生から突然電話がかかってきました。話を聞いてみると、行きたい所があるので東京に行くから会いたいと言うのです。今度のガールズコレクションのファッションショーを見たいから一緒に行こうと誘われました。私も雑誌などでその様子を見たことはありましたが、まさか実際にその場に行けるとは！夢にも思いませんでした。「もうチケットは２枚ちゃんと取ってあるから心配しないで」と言われてドキドキ。東京は不慣れなので、私と一緒なら心強い？と言う彼女。何より私のことを思い出してくれたのが嬉しかったのです。「せっかくのチャンスを逃がすな」と心の声が囁くので、喜んで便乗することにしました。雑誌でいつも見ていたモデルさんたちが目の前を軽やかに歩く、その姿に興奮しっぱなしです。まるで別世界にいるような体験をさせてくれた彼女には感謝しかありません。
mikonacolon
