人生は旅

人生も旅もトラブルの連続、だからこそ‘’今‘’を大切にしたい

予想外のカードの受難

カードが届かない訳がやっとわかった

 以前のブログで今月でクレジットカードの期限が切れるのに、まだ新しいカードが届かないと嘆いたことがあった。中国の動画配信サービスのアイチーイーに入ろうとして、たまたまクレカの期限が差し迫っていることに気づかされた。海外旅行にでも行かない限り滅多にカードを使う機会がないので、普通なら気づかずに過ぎてしまうことだった。だが、幸か不幸か今月で切れることに気づき、何やらそわそわし始めた。一刻も早いカードの到着を待ち望むようになったというわけだった。だが、そう言う時に限って”待ち人来たらず”で、気にしないふりをしていても、やはり気になって仕方がないものなのだ。

 3月になってもいっこうに更新カードは届く気配もない。このまま届かなかったらどうなるのかなあなどと縁起でもないことが頭の中にぽっかりと浮かんでくる。まさかそんなことはないでしょうと自分で自らを慰めるものの、現実には手元に届かないのだから内心は不安だらけだ。そんなときスマホにワイモバイルからメッセージが届いた。「お客様が登録されているクレジットカードは今月で期限が切れるので・・・」という内容で、わざわざ全文を読まなくても言いたいことはすぐに理解できた。ただ、このメッセージによって背中を押された私は躊躇なく行動に出た。それまで”果報は寝て待て”とばかりに待つことだけに集中して、できることはそれしかないと思い込んでいた。でもその時は、今電話しなくてどうする、といった差し迫った状況にあることに間違いはないと確信した。

 それで、カード会社のコールセンターに電話を掛けてみた。AIによる音声ガイダンスに従って番号を選び、人間に繋がるまでひたすら待つが、「ただ今電話が大変混みあっています」の一点張りで全く繋がらない。どうせしばらくは繋がらないだろうから、動画サービスでドラマを見ながら待つことにした。朝の9時、11時、3時、さらにダメもとで5時と諦めきれずに電話をした。思った通り、繋がらないじゃないと諦めかけた5時少し前に、スマホから「お客様、お客様、電話は繋がっていますよ」とのコールセンターの係りの人の声が聞えた。その声が暗闇の中に見える北斗七星のように、あるいは迷える子羊を救ってくれるであろう女神のようにも思えたことは言うまでもない。

 早速カードが届かない理由を聞いてみると、意外なことが分かった。更新カードは3月1日に配達されているのだが、「宛名不完全」で郵便局に戻されたと言う。なぜそんなことになったのかと言うと、住所変更の時に私が住所を間違えて登録した?らしく、それが原因で手元に届かなかったと担当者に言われてしまった。実を言うと私は数年前に近隣に引越しをして、カード会社のWEBサイトで住所変更をした。なので、今回も念のために住所変更を確認済みだったのだが、今更「間違っていないはず」と主張しても何の意味もないのでやめておいた。

 新しいカードはもちろん簡易書留で送られてくるのだが、一度「宛名不完全」で戻されると、どれだけ厄介なことになるかを今体験中である。コールセンターの係りの人によると、3月6日現在においてまだカード会社には私のカードは戻ってきていない!?ようで、戻って来次第届けてくれると言うが、その際は1週間か10日はかかると言われた。それが郵便局から戻ってきてからなのか、あるいは今現在の日付からなのかは定かではないが、追及する気にもならなかった。とにかく首を長くして、ひたすらカードの到着を待ちわびるしかないらしい。

 だいたいが郵便局からいつ戻ってくるのかも教えて貰えないのだから仕方がない。私の希望的観測では遅くとも今月中には届くだろうと思って、悠長に構えることにした。3月23日のカードの有効期限になっても届かなかったら、もう一つの別のカードで登録し直そうと思っている。考えてみると、私の場合はカード引き落としは携帯ぐらいのものだから、カードの更新をするにもたいして影響はないが全てカード払いにしている人は大変だろうなあと想像してみる。その辺のところを考慮して、もっと余裕をもって更新カードを発行して貰えないものなのだろうか。一度受け取り損なったら、その当人は私のように無駄にやきもきしてしまうだろうから。

mikonacolon