交付通知受け取りまで約2か月もかかる
今日から世間ではマイナポイントのサービスが始まりますが、事前の申し込みは想定の1割未満と低調のようです。昨日会社で同僚の男性がしきりに嘆いていました。マイナンバーカードのことのようで、受け取れるのが1か月も先でしかも平日なのだそうです。7月4日に申し込みをしたので、1か月ほどで連絡が来るものと思っていたそうです。そしたら8月に入っても音沙汰なしです。これはもしかしたら9月かもと諦めていたら、8月28日に郵便受けの中に封筒を見つけて一安心したのです。つまり「交付まで1か月かかる」というのはどうやら間違いで、「通知が来るまで気長に待て」ということらしいのです。やっと通知が来たので、今度は受け取りの予約なのですが電話しても話し中です。それで専用サイトを閲覧したら、何とか予約できたのが9月の終わりだったというわけです。彼がマイナポイントの恩恵を受けられるのは10月になりそうです。
その話を聞いていた同僚たちは、「へえ～、そんなにかかるの！5千円もらうのに」と呆れてしまっています。正直言って、マイナンバーカードがなくても日常生活に困るわけでもないのですから当然と言えます。そもそも10万円の特別給付金の申請のときにマイナンバーカードが突然注目され始めたのです。カードがあればパソコンで申請できて早く貰えるというような情報が飛び交ったためです。残念ながら実際は郵便による申請でもたいして変わりはなかったのですから苦笑してしまいます。いずれにせよ、今から申請するとなると、実際使うのは3か月先になります。12月からですね。これでは「まあ、どうでもいいか」となるのも無理もありません。
ポイントが付与されるタイミングに注意
同僚は最初通勤に使っているPASMOにマイナポイントを登録したいと考えていました。でも彼のPASMOはクレジットカードと一体になっているJCBのカードなのです。しかも、チャージ額が減ってある一定の金額になると、自動で銀行口座から入金してくれるのです。駅で声をかけられ、「大変便利ですよ」と勧められて断り切れず作ってしまったのです。それなのに、彼のカードはマイナポイントで利用できないらしいのです。マイナポイントで利用できるサービスのサイトを検索してみたのですが、探せませんでした。それで仕方なくnanacoを利用することに決めたそうです。
マイナポイントを利用するうえで知っておくべきことは、ポイントが付与されるタイミングです。スイカやAUペイ、WAONワオンなどでは銀行口座などから決済サービスにお金をチャージした際に付与されます。nanacoも同じくチャージの際にポイントが付くようです。一方で、多くのクレジットや、メルカリの「メルペイ」、LINEペイでは買い物をした際に付与されます。
そして付与されたポイントがいつ使えるかについても、すぐに加算されるサービスもあれば、しばらくたった後にというようにサービスによって違います。とにかく利用する側にとってはわかりずらいので、「5千円のために」遠い道を進むべきかどうかは各自の判断に委ねられているのです。
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