人生は旅

人生も旅もトラブルの連続、だからこそ‘’今‘’を大切にしたい

洗濯槽の洗浄で困った

お湯を使用し、3時間つけおきするのが、有効

 今の私の頭の中のあるのは、信じられないことに、洗濯機の槽洗浄のことだと言ったら、笑われるかもしれない。だが、本当に困り果てているのだから、どうしようもない。事の発端は2,3日前、いつものように洗濯して、干そうとしたら、白いTシャツに、黒い点々のような汚れが付いていた。あれ、何だろう?とよく見てみると、それはどうやらカビのようだった。他の洗濯物はどうだろうと見てみると、当然のことながらほぼすべての洗濯物に汚れが付いていた。これは大変と慌てたが、よく考えたら、最近は洗濯槽のカビ取りをしていなかったことに気が付いた。

 以前カビ取りをしたのはいつだったか思いだせないが、あの時はたしか、衣類を入れようとしたら、やたら洗濯槽がカビ臭かったから、自然とカビ取りをすることになった。でも、今回は何も前兆はなかったので、その分だけ、心の準備ができていなくて、慌てまくっている。こんな些細な事でと思われるかも知れないが、私にとっては深刻な問題だ。なにしろ、汚れた衣類を綺麗にしてくれる、その洗濯機の中がカビに占領されていて、洗っても洗っても、汚れが落ちないのだから。でも、今回は今までの自分がどれだけいい加減だったか、思い知らされた。

 というのも、薬局で洗濯槽のカビ取り剤を買ってきて、容器に書いてある使用方法を読んだ時,あることに気が付いたからだ。それは、「まず洗剤を洗濯槽の中に入れて、高水位まで給水し」という記述で、「給水」という作業をどうやってやったらいいか、分からなかったのだ。あれ、何たることか、給水のやり方も知らずにいつもカビ取り剤を使っていたらしい。となると、私はいつものやり方、つまり、普通に洗濯物を洗うやり方でカビ取り剤を使っていて、それで洗濯槽の洗浄をしたつもりになっていただけなのだ。うちの洗濯機はもうかれこれ10年くらい使っているので、今の状況は10年間つもりに積もったまま、溜まっていた汚れに急襲されているところなのだ。

 それなら、頑固な汚れがたちまち落ちそうな塩素系カビ取り剤を何度も使っているのに、さっぱり汚れが落ちないの不思議ではない。これまで、やけを起こして、4回も試みたのに、「これで大丈夫!」と思いたいのに、現実にはものの見事に私の切なる願いは却下されてしまう。どうしたらいいのだろう、こんなとき頼りになるのは、他の誰よりも、ネットの情報で、ダメもとでサーフィンしまくって、有益な情報を探しまくった。先に書いた洗濯槽に給水する方法も教えて貰えたが、さらに、ああそうだったのかと膝を打つような、洗濯槽洗浄のコツも「お掃除本舗」というサイトで見つけて、目から鱗だった。例えば、洗濯をするときに、水でやるよりお湯でやった方が汚れが落ちることは誰でも知っている。でも現実にはそれを実行している人は少数派で、だれもが仕方なく水で洗濯をしているのだと、私は勝手に思っている。

 そうだとしたら、洗濯槽にお湯を貯めるのが少々面倒でも、最初からお湯を使った方がいいに決まっている。何回も水で試みてダメなのだから、もうお湯でやるしかなかった。昨日、お湯で(塩素系ではなく)酸素系漂白剤を使って、ときどき洗濯を回しながら約3時間つけ置きをしてやってみた。この「3時間」というのは、塩素系カビ取り剤の容器の注意書きに「初めての時や、汚れがひどい場合は3時間つけ置きしてから」と書かれていたからで、それにお掃除本舗のサイトにも、汚れを浮き上がらせるためにつけ置きは有効なのだと説明があった。さて、実際やってみると、洗いに移る前に洗濯槽を覗いてみたら、物凄い量の汚れが浮遊しtていて、水は白く濁っていた。

 目の前のできれば見たくもない惨状をじっと見つめながら、「これなら、上手く行くかもしれない」という小さな希望が沸き上がった。だが、洗いを終えた後に洗濯槽をのぞいてみたら、あれ、あれ、まだ黒っぽいゴミがあちらこちらに見える。やはり、あれはぬか喜びだったのかと、小さな痛みが胸を走ったが、また明日やるしかないかと諦めた。洗っても洗濯物にゴミが付くとわかりきっているのだから、どうしても洗濯をする気になれないのだ。サイトによれば、最後の手段は業者に頼むしかないそうで、その場合は1万円程度の費用が掛かる。それにしても、他のお宅ではどのように対処しているのだろうか。

mikonacolon