人生は旅

人生も旅もトラブルの連続、だからこそ‘’今‘’を大切にしたい

過去の修理完了報告書

メールだと不安、それでメーカーに直接電話して

 昨日は冷蔵庫が氷を作らなくなったので、メールで量販店に問い合わせた話を書いた。メールに記載されたフリーダイヤルに電話をしてみたら、音声でいろいろな質問をされた。指示通りに番号を選んでいたら、挙句の果てに「あなたの電話番号は今おかけになっている番号でよろしいですか」と聞かれた。それでよければ、1番とシャープを押してくださいと言うので、その通りにした。すると何たることか、「ショートメールをお送りしますので、ご確認ください」で通話が終わってしまった。仕方がないので、何だろうと見てみると、WEBサイトのURLが表示されていた。つまり、あくまでもWEB上でしか解決できないということだ。フリーダイヤルだから、繋がるまでいくらでも待とうと思ったが、そんな甘い考えは吹き飛んだ。先日、テレビの番組で、生活に必須な電話が繋がらかったらどうするか、についてゲストが様々な考えを述べていた。

 すぐに繋がらなかったら、いったん切ってかけ直す人、これが普通だと納得したが、中には、繋がるまで延々と待っても全然気にならない人もいた。これには正直言って仰天した。待っている間,いったい何をして居るのかと思ったら、本を読んでいたり、あるいは家事をしていたり、ありとあらゆることをしていた。とにかく何かをしているので、全く苦痛ではないという意見に二度ビックリした。それで私も試してみようかと思ったが、当てが外れてしまったと言うわけだ。

 量販店のサポートセンターからのメールを待つしかないかといったんは諦めかけた。だが、冷蔵庫の保証書が入れてあるファイルをふと見ると、過去の修理完了報告書が2通あることに気が付いた。そういえば、今までに何度か修理を依頼したことがあった。日付は2016年と2017年で、いづれも7月の日付だった。続けて修理に来て貰っていた。おそらく氷が上手く作れなくなったからに違いない。その時は保証期間内なので、出張費も何も支払った記憶はなかった。改めて修理報告書を見てみると、右上にメーカーの修理担当の会社名が書いてあって、フリーダイヤルの電話番号もちゃんと載っていた。それで、直接ここに電話をすれば話が速いのではと考えた。普通は量販店から依頼があって初めて動いてくれるのだが、ダメ元でいいやと思って電話してみた。

 すると、意外にもすぐ人間に繋がったので拍子抜けした。昨今は電話に出るのは機械、それもAIと決まっていて、なかなか人間には繋がらない。しかも何年も前の古い報告書に書いてある電話番号なんて使えないことが多いのに、繋がること自体が奇跡のようなものだ。実はすっかり忘れていたが、電話した日は土曜日で繋がらなくても文句は言えない。だが、通話口の男性は思ったより親切で、緊急連絡先の番号を教えてくれた。そこにかけてみたら、購入した量販店の名前と製品の保証書番号を聞かれた。私の冷蔵庫は2010年に購入したもので、もうとっくに保証期間は過ぎていた。それでも、その人はまだそんなに年数が経っていないので大丈夫かもしれないというのだった。保証期間が過ぎているのはこちらも承知の上なので、全然構わない。

 現在、修理の方が相当に込み合っているので、今からだと早くて8月10日になると言われた。ただ、修理できても、できなくても、いずれにしても出張費が3800円かかる。実際に来て見てもらってからしか、費用の見積もりは出せないだろうから、あれこれ考えても仕方ない。ふと、実家の冷蔵庫の製氷室を思い出した。うちのと同じようなタイプだが、立派な引き出しが二つもあるのに、製氷機能はストップしたままだ。何らかの理由があって直さないのだろうが、氷を作るのは普通の製氷皿で手でがシャンとやるタイプだ。義姉のミチコさんによると、それで何とかなっているから問題ないのだという。

 電話で直接修理依頼ができたので、メールの方をキャンセルしなくてはとoutlookを開いた。すると、修理サポートセンターから返事が来ていた。文面には「本日か翌日中にお電話を差し上げます」と書いてあったが、迷うことなくキャンセルの連絡をした。

mikonacolon