人生は旅

人生も旅もトラブルの連続、だからこそ‘’今‘’を大切にしたい

ヨガのインストラクターと喫茶店経営

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いずれは喫茶店をやりたい

 新型コロナウイルスの感染が拡大しているため、週末は人出が少ないと思ったら、いつも行くカフェは満員に近いお客さんがいました。カフェというのは、思いがけず別の世界の方の話を聞ける貴重な時間をもたらしてくれるところでもあります。今日もそんな日でした。空いている席に座ったら、隣が男女二人で話が盛り上がっている方たちでした。二人ともヨガのインストラクターで久しぶりに会って積もる話があるようです。男性の方は博多弁で福岡出身だと誰にでもわかるのですが、今は東京のスタジオで仕事をしています。でも週末は沖縄、静岡、名古屋などの地方にも出向いて仕事をしているそうです。地方の仕事を入れると休みが無くなるので、できれば仕事を入れたくないのですがそうもいかないのが現実です。彼の場合は、乗り物での移動がものすごく疲れるのでストレスになるといいます。

母上からケーキのレシピを

 それから話はスマホのサイトに及び、Tシャツやらレギンスが売れているとか、何かが品切れになっているとか、そんな話をしていました。けっこう売れているようで、相手の女性が「すごい」と喜んでいました。なにかを沖縄で今染めて作らせているとか、とも話していたので、別のビジネスもやっているようです。そんな彼は60代になったときは喫茶店を経営したいと思っているそうです。「それいい、ぜひやって」と女性がエールをおくって賛成します。

 そして彼はそのために母上からケーキのレシピを教わりたいと思っています。なんでもいつも作ってくれるケーキがすごくおいしいので、店で出したいからというのです。母上はもう80歳なので生きてるうちに教わらなきゃとの思いが余計に強いのです。母上のケーキは冷凍しておけば、持ちがよく少しづつ出して食べているそうです。食べたい分を冷凍庫から出したら、冷蔵庫に移して解凍できたら食べごろです。

毎日が楽しい喫茶店のマスター

 喫茶店と言えば、今はもうありませんが、昼食のあとよく通っていた喫茶店のマスターのことを思い出しました。そこはビルの谷間にある小さな喫茶店で、ハムトーストやサンドイッチがとても美味しい店でした。あるとき、先輩が何気なく「今の仕事は楽しい?」とマスターに聞いたのです。そしたら、すぐにマスターが「うん、毎日楽しいよ、コーヒーを煎れたり、サンドイッチを作って、お客さんと接するのが好きだからね」と笑って答えたのです。その答えに納得しました、だっていつも笑顔で楽しそうだったから。

 そう言えば、田舎の友達も将来は喫茶店をやるのが夢と言っていました。大好きな小倉トーストを食べながら時間を忘れて語り合いました。1件の店では足りず、2件目の店まで行って夜遅くなってしようがないから帰ったのです。その時の彼女は、会社に勤めて誰かに使われるより、店をやるほうが自由でいいと思ったのかもしれません。彼女は大学を卒業すると化粧品会社に就職して、顧客のサポートの仕事をしています。顧客のトラブルに対応するため、朝早く顧客のところまで出向くこともあります。

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