ペトルホテルのレストラン、「マリオ」の朝食は一人１５００ルーブルです。食べ放題になっています。上のお皿には卵焼き、ハム、サーモン、塩漬けのニシン、グリーンピースとにんじんが入ったライスにきゅうりとトマトです。あとはミルクたっぷりのコーヒーとサクサクのクロワッサンです。
ペトルホテルの朝食はおいしいです。
前回書いた4つ星ホテル、ペトルホテルの口コミで卵料理や飲み物はオーダーだと書いてありました。ですがこれも時代の流れでしょうか、すべてビュッフェで自分でコーヒーを注ぐのです。どこにでもあるようなコーヒーマシンがあるわけではないのです。「カフェ・ラテはあるの？」と聞いたらコーヒーはエスプレッソしかないそうです。それからロシア料理のブリヌイやピロシキもあります。暖かいチキンやハンバーグもあってヨーロッパスタイルのパンとコーヒーだけの朝食と比べると本当に幸せです。野菜も生野菜はもちろん、カリフラワーやブロッコリーなどの温野菜もあって栄養のバランスがいいですね。ここに6泊しましたがメニューも日替わりになっているので飽きることなく、美味しく食べられました。
KBSワールドを楽しむ
ペトルホテルのサービスについてですが、部屋には2ℓと５００ml のミネラルウォーターがおいてあります。これは毎日お掃除のときに減っていれば補充してくれます。電気ポットとコーヒースティック、紅茶や緑茶のティーバックがあるのでいつでも暖かいコーヒーやお茶が楽しめます。廊下に出れば、お水のサーバーがあるので基本的に水は買わなくて済みます。それと冷蔵庫がついているので、なにかお総菜を買ってきたり、あるいは牛乳やコーラを入れておくのに役に立ちます。暖房がよく効いているので冷たい飲み物が欲しくなります。普通はミニバーと言ってビールや飲み物などがいっぱいつまっているのですが、かえって何も入っていないほうが都合がいいのです。それから牛乳ですが、日本のとくらべてすごくおいしいのです。でも冷蔵庫に入れていても4～5日たつとヨーグルトになってしまうのです。飲もうとしたらドロドロしていて酸っぱい味がして驚きました。
このホテルのテレビはKBSワールドが見れるのでロシアに居ながら韓国ドラマを楽しみました。もちろん字幕は英語なのでだいたいのあらすじはわかるので、ホテルにいる間は、ずうっとドラマを見ていました。たとえば、ナムグン・ミンが「ドクタープリズナー」で刑務所に勤務する復讐を胸に秘めた医師を熱演しているのです。これからどうなるんだろうというドキドキ感がドラマを面白くしているんです。あとは「ベートンベン・ウイルス」でカリスマ指揮者を演じたチョン・ミュンフンが主演している「The mircle we met 」もとても考えさせられました。今までなりふり構わず突き進んできたが、あの時気付いていなかったら「取り返しのつかないことになっていた」という内容でした。それからCGTNフランセーズという中国語の放送でドラマをやっています。中国の若手女優のヤンミーが女子大学生を演じている「天人的天空」というドラマを見ました。他にも衛星放送でいろんなチャンネルがやっていて退屈しませんでした。
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