今週のお題「買ってよかったもの」
▲台湾の有名観光地の九份ジウヘンにある寺院の鮮やかな内部
ビジネスクラス乗ることになって
今週のお題は「買ってよかったもの」ですが、「経験してよかったもの」でもいいということなので、台湾に旅行に行ったときのことを書きます。私には20歳も年の離れた姉がいるので、その姉のためにエコノミーではなくてビジネスクラスで行くことにしました。ネットで調べてみると、台湾はとても人気のある観光地で、それはあちらの空港に着いたときに人の多さに驚くほどなのです。入国審査の列に並びながら、いったいどれだけ時間がかかるのかを考えたら気が遠くなりました。航空会社は台湾第二のキャリアで、サンリオのキャラクターのキティちゃんで人気のあるエバー航空で行くことにしました。航空運賃を調べてみると、エコノミークラスは５万円ですがビジネスは最安で１０万円で行けるそうです。泊まるところはホテルではなくて3人でマンションを借りることにしました。それで少し宿泊料金が安くなるので、せっかくなのでビジネスを利用しようと思いました。日本の航空会社のANAの料金を調べてみると１５万円とエバー航空に比べて５万円も高いです。以前の経験からANAにあまり良い感情を持っていないので、エバー航空で行こうと決めました。
帰りの便では富士山が見えて
実際にビジネスの座席に座って見ると、広々としていてとても落ち着きます。姉が座った窓際の席ではエコノミーに比べると窓が大きくて、帰りの便では富士山が見えたそうです。最初にCAさんがウエルカムドリンクを持ってきてくれます。昼食も和洋中華の中から選べたので、和食の鰻づくしを頂いて大変満足しました。シートもフラットシートにして横になることもできるのに、姉は新聞を読んだり、俳句を作ったりして休もうとしないのです。とうとう行き帰りともフラットシートを利用することなく旅行は終わりました。それなのに、後から「横になりたかったけど、どうやったらいいかわからなくて」なんてことを言うのです！3時間ずうっと熱中していて横になる時間なんてなかったのに。すべて後の祭りです。結局ビジネスを利用したメリットがなかったのに、「これから乗るならビジネスだよね」なんて平気で言うのです。いつもこんな調子で年下の私なんかよりスタスタと歩き、絶対私より長生きすると思います。
なぜ荷物は下に置けないのか
ビジネスクラスを利用してひとつ疑問に思ったのが、座席の上にある荷物棚に入れない手荷物はなぜ下においてはいけないのかということです。エコノミーの場合は前の座席の下に押し込めばいいのですが、ビジネスは奥に荷物を押し込んでいたら注意されます。姉や義理の姉はショルダーバッグを首から下げて持っているように言われました。ふつうのトートバッグは下げられないので上の荷物棚に収納するしかありません。初めてビジネスクラスに乗ってみて戸惑うこともありましたが、「百聞は一見にしかず」でよい経験ができました。
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