人生は旅

人生も旅もトラブルの連続、だからこそ‘’今‘’を大切にしたい

新しいカフェの開店とブックカフェ

 

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カフェの高級店は流行るのか

 今日、街を歩いていたら、「明日開店するのでどうぞ」とチラシを渡されました。よく見てみると、誰でも知っている有名なカフェで、チェーン店とは違って値段が高い店です。その店は30年も続いたのに突然閉店した店の跡にできるのです。向かいにはあのドトールがあるのに、ブレンドが600円もする高級店が流行るのでしょうか。それともコーヒー好きにはこちらの店の方が人気があるのかもしれません。安いコーヒーチェーン店との差別化を図ってあえて高級路線で営業するのでしょう。考えてみると、現在はこの付近には個人でやっているカフェが1軒だけあるのですが、そこはケーキ類が絶品で、飲み物と合わせて千円程度です。ただ、照明が薄暗いので、字を書くのに見えなくて苦労するのでお勉強には向かないカフェです。落ち着ける空間なのでひとりでくつろいだり、友達とのおしゃべりには最高の場所です。

会話厳禁のブックカフェ

 以前、ブックカフェが流行っていた時に、新聞で紹介されていた店に行ったことがあります。そこは原則として会話厳禁の店で席はプライベートスペースになっていて、他人とじかに顔を合わせることはありません。目の前に熱帯魚の水槽が置いてある席もあって、ボ~ッとして眺めていると何も考えなくていいので癒されます。ある時などは、小さ目の熱帯魚の水槽のある席でスーツ姿の男性がテーブルにうつぶせになって寝ているのを見かけました。彼の大きな身体にはあまりにも席が狭すぎて気の毒になってしまいます。何があったのかわかりませんが疲れている様子です。彼のような利用の仕方もあったのかと」思い、静かな環境で勉強したい人ばかりではないのだと気づかされました。いずれにしても、ここはおしゃべりするカフェとは一線を画していて、店主の言う通り需要は十分あるようです。

カフェはおしゃべりの場所

 外国に行くといつも思うのは、彼ら外国人はおしゃべり好きで、コーヒー1杯やビール1杯で何時間も楽しそうにしゃべり続けるのです。個人主義で他人のことにはあまり関心がないと思われているフランス人でさえ、社交的でおしゃべりは大好きなのです。その点では日本人は親切と言われている割には、内向きだと思うのです。他人と積極的に付き合う習慣はありません。ロシア人に言わせると、「日本人は人生を楽しむことを忘れている、実に残念な生き方をしている」のだと指摘します。ロシア人は社交的で人を自分の家に招待するのが普通なのだそうです。

列車でも誰かと交流して

 ロシアを旅して寝台列車でモスクワからサンクトペテルブルクに移動していた時も、同じコンパートメントで一緒だった男性はフレンドリーでした。隣席の男性に話しかけ、握手してお互いに自己紹介し、意気投合したようです。その後、寝ようとしていた私たちに気をつかってか二人で外に出ていきました、持参したお酒とおつまみを持って。こちらの人達は自分の家から、ピーナッツやソーセージ、サラダなどをタッパーに詰めてみんな持ってきています。車内は日本のようなシ~ンとした感じではなくて、わいわいがやがやして楽しい雰囲気です。

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