人生は旅

人生も旅もトラブルの連続、だからこそ‘’今‘’を大切にしたい

コロナでキャッシュレスと3密を避ける

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小さなパン屋でキャッシュレス

 「あんな小さなパン屋でキャッシュレスだって!?」。これは東京の友達からのメールで、店のウインドウの張り紙には感染予防のため支払はICカード電子マネーのみと書かれてあったそうです。それと、陳列品には直接手を触れないこと、店の中に入るときは一人づつで、との注意事項も付け加えてありました。店への入り方については、ご丁寧にイラスト付きで説明していました。このパン屋の店内は狭く2~3人でいっぱいになってしまうので、感染症対策としては当然です。よく考えてみれば現金で支払うというのも、店側にしたら感染予防のためにはあまりに危険すぎることかもしれません。昔からよく「お金は汚ないのよ、誰が触ったかわからないのだから」と言われた記憶があるのですが、あまり意識したことはありませんでした。でもこのパン屋の感染予防対策を知って、改めて今は非常事態なのだと思い知ったそうです。

 このパン屋は2~3か月前にできたばかりで、スーパーのすぐ近くにあるのですが、売れ行きがいいようです。朝8時30から午後2時まで営業しているのですが、早い時には1時で閉店してしまうこともあったのです。ふわふわ食パンが売りで、この店独自のパン生地でパンを作っています。午前中から次々とお客さんが出入りしている店だったのですが、キャッシュレスで現金が使えなくなったせいで売り上げに影響はないのでしょうか。若い人はともかく、現金派のお年寄りには抵抗があってちょっと敷居が高すぎます。気軽にパンを買いに行けない状況には違いありません。でもこんな状況だからこそ、思い切って頭を切り替えてみる良い機会かもしれません。電子マネーは無理でも、入金さえすればいつでも使えるスイカPASMOなら利用しやすいかもしれません。

 政府は8割程度人と人との接触を無くすのを目標にしています。そのため生活のために必要不可欠なスーパーの店内環境はより神経をすり減らすような厳しいものになりかねません。今は店員さんはマスクとビニールの手袋をして予防していますが、やがては現金お断りになる可能性があります。なぜなら小さなパン屋さんだってウイルスを警戒して万全の対策をしながら営業しているのですから。

年金や給料の支払い日には来店分散を

 感染予防と言えば、今日の新聞に『年金受給「3密」避けて』という記事が載っていました。偶数月の15日は年金受給日だそうですが、3密、つまり密閉、密接、密集を避けるためにゆうちょ銀行や信用金庫などの金融機関が対策を打ち出したとのことです。まず、利用者に来店日の分散を呼びかけて感染拡大の予防につなげる方向で店頭ポスターやホームページで呼びかけています。金融機関は来店客の集中を避けることを最重要課題と認識していますが、利用者にとっては早くお金を受け取りたいのが本音です。来店を控えるようにと言われても、年金だけで生活している人にとっては困惑するばかりです。でも「コロナに感染するよりはいいか」と達観するのが賢明かもしれません。

 ここまで書いてきて、「他人事ではなかった、給料日はどうしようか」とようやく気が付きました。25日ですが、やはりお金をおろしに行く日をずらした方がいいみたいです。ATMを待つのにもソーシャルディスタンスだから1.5mは開けなければいけないのですよね。もし当日行ったとしたら、いつもの列の長さは何倍にもなるはずですから。ウソみたい!ですが紛れもない現実なのです。

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