人生は旅

人生も旅もトラブルの連続、だからこそ‘’今‘’を大切にしたい

中国ドラマの世界にはまる

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台湾旅行のために中国語を始める

中国語を勉強するようになったきっかけは、うちの姉が台湾に旅行に行きたいと言い出したことです。それまでは中国の歴史ドラマの三国志や人気のあるファンタジーラブ史劇などを見て楽しんでいました。建物の豪華さや内装の素晴らしさ、それと衣装の華やかさに心を奪われていたんです。それでも中国語をやろうとはまったく思わなくて、以前少し勉強したことがあって発音で躓いたので諦めていました。ところが、姉たちを台湾につれて行かなければならなくなって本気でやらなければならなくなりました。中国語の発音の基本である「四声」はすぐには習得が難しいのでとりあえず無視することにしました。一応すぐ使えるフレーズの発音を片っ端から覚えて、簡単な文を作れるように文法を勉強しました。最後は場面別で使える文をひたすら声に出して発音して覚えるようにしました。慣れてくると漢字の意味が分かってきて楽しくなりました。とはいっても常に使うような漢字だけなので、道はまだ遠いのですが、漢字の意味だけでも分かればそれだけで気持ちが明るくなります。ある本に書いてあったのですが、中国語の文法は難しくはないから安心して学ぶようにとのことです。つまり漢字を並べるだけで文が作れるし、他の言語に比べると難しい約束はないからとのことです。会話を聞き取ることは雲をつかむように難しいことですが、漢字を見て少しでも意味がわかれば希望の光が見えてくる気がします。だから毎日NHK中国語講座を聞いています。

中国ドラマの世界は多様性に満ちている

今一番好きなのは中国ドラマの時代物で、以前日本でも話題になった「宮廷女官ジャクギ」は現代から康熙帝の時代にタイムスリップした女性の物語です。彼女は若いのに読書好きで中国の有名な詩人の李白杜甫、白楽天などの作品を暗唱するほど学があります。そして思慮深く賢いので康熙帝に気に入られて身の回りのお世話をする宮女にまで昇りつめます。でも、皇室の一夫多妻のしきたりをどうしても受け入れらず、一度は愛する人を諦めたりもするのです。また歴史をすでに知っている未来から来た者としては、どうしてもいろいろ考えすぎて悩んだり、当事者に忠告までせざるをえなくなってしまいます。

現在、動画配信サービスのU-ネクストで見ているのは「宮廷の諍かい女」です。諍いは「いさかい」と読んで、争うことです。最初は後宮におけるドロドロの女の闘いの宮廷劇かと思ったらそうではないのです。主人公は皇帝の側室選びで一緒に選ばれた幼馴染み二人と友情で結ばれています。3人で助けあって陰惨ないじめにも対抗して難を逃れます。後宮に友情なんて存在しないと誰もが思いますが、3人共に絆は固いので感心してしまいます。特に主人公の頭の良さと学があって性格のいいところが素晴らしいです。昨日見ていた場面で彼女は後宮で生きぬく方法をやっと見つけたのです。それは「自分を寵愛する陛下の心を読み取ることと他の女たちの心を知ること」の二つでした。嫌な相手のところにも出向いて、相手の出方をみたり、相手の悩みを探ったりするのはとても大切だと知るのです。

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