人生は旅

人生も旅もトラブルの連続、だからこそ‘’今‘’を大切にしたい

アイチーイーの解約やっとできました

 

すでに解約したつもり、でも違った

 昨日、やっとアイチーイー( IQYI )を解約することができた。もっとも自分ではとっくの昔に、昨年の12月に解約したつもりでいて、1月のDCカードの支払いで終わりのつもりだった。だが、最近カード会社からのお知らせを見たら、あれあれ、何たることか、またもや引き落とされる予定になっていた。アイチーイーは中国の動画サイトで、中国ドラマが英語や中国語など数か国語の字幕で 見られるサービスを提供している。そもそも私がアイチーイーを利用しだしたのは、中国語の勉強のためだったが、悲しいことに、中国語字幕で見れるほどの実力はまだない。なので、当然のことながら、中国語よりも、英語字幕で視聴することの方が多かった。もちろん、日本語字幕も少ないながらあるにあるのだが、なにぶんAI字幕なので、日本語がちゃらんぽらんだ。頭が痛くなって、どうにも我慢できなくなって、もう見なくなった。

 最初はウキウキしたが、当然のことながら、自分の見たいドラマを見終わると、ぽかんとして、手持無沙汰になった。何か他に目ぼしいドラマはないかと探してみるが、これと言ったものが見つからない。そうなると、「もうやめた方がいいのでは」という気持ちと、「英語字幕でも見られるのだから、もう少しこのまま続けよう」との二つの想いが交錯した。正直言って、コロナ禍の真っただ中で、中国に行きたいのに行けないとなると、中国語へのモチベーションは下がる一方だった。それに追い打ちをかけたのは、中国ドラマがなんだかつまらなくなってきたことだった。人間がいとも簡単に空を飛んだり、やたらに空中戦を繰り広げたりの場面の連続に、嫌気がさしてきた。

 そうなると、中国語学習熱は嘘のように消え失せ、だったら、中国の動画サービスのアイチーイーも当然のことながら、「もういいか」となった。それが昨年の12月のことで、ちょうど海外旅行から帰ってきた頃だった。もちろん、私は動画サービスに入るときに、必ず退会のやり方を確認するようにしている。なので、アイチーイーも簡単に解約できると信じて疑わなかった。当時はサブスクリプションの更新を解除すれば、それで済むと思っていたが、どうやらそうではなかった。本当に解約できているかどうか、果たしてこのやり方で正しいのかを確かめるために、何度もサイトのカスタマーサービスの画面を見なおした。

 カスタマーサービスの画面は次々と書いてある内容が変わった。「ログアウトをすれば、解約できる」との記述を発見したときは、すぐに試してみたが、何のことはない、カードの引き落としは止まらない。VIPの個人設定にあるアカウントの削除をやって、もうVIPではなくなっても、それでも支払いは停止にはならない。それでも、来月にはきっと請求はなくなると勝手に思い込んでいたら、3月の支払いがあることが分かって愕然とした。仕方がないので、またもやアイチーイーのカスタマーサービスの画面を見ながら、連絡先がないかどうか目を凝らした。そしたら見つけた、メールアドレスを初めて見つけることができた。そのアドレス、contactus@qiyi.com を見た時は思わず自分の目を疑った。

 たいして、期待もしなかったが、引き落としが止まらなくて困っている旨を訴えて、送信した。すると、嬉しいことにすぐに返信が届いた。そのメールによると、アカウントは削除されているはずなのに、まだ私のuser ID は有効になっており、それで、請求が発生していたらしい。その場合は、個人設定の項目にある「自動更新機能」をオフにしなければ、解約には至らないというのだ。そんなことは初耳で、まさに、「それならそうと早く言ってよ」と言ってやりたくなった。もっと早く、できればアイチーイーに入る前に知りたかった。

 言われるままに、早速、パスワードでログインし、個人設定の項目の自動更新の欄にある、「削除」をクリックする。すると、「解約しますか」との表示が出たので、再度クリックする。数秒後、「解約に成功しました」との文字が出たので、ホッとひと安心した。それでも、私は本当に解約できているかどうか知りたくて、「心配なので」と書き送り、先方に確認してもらうように要求した。幸運なことに、カスタマーサービスからはすぐに返事が来て、解約してあることが証明され、万事解決したというわけだ。やれやれ、アイチーイーの解約は想像したよりも、ずうっと難しかった。できれば、もっとわかりやすく、簡単に解約できないものなのだろうか。

mikonacolon