人生は旅

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コロナで保育園が休園に

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コロナで保育園が休園に

 「娘の勤める保育園がコロナのせいで休園になったみたいなの!」。これは東京に住む友人からのメールで、4月に育休から復帰するはずだった娘さんを心配して気をもんでいるのです。小池都知事が緊急事態宣言をして、休業要請をした結果、職場のある新宿区は「自粛要請」にとどまったはずなのに休園するとの判断を下したらしいのです。しかし、この保育園の休園は少し考えれば一理あるのです。それは保育園の場所がコリアンタウンと呼ばれる地域にあり、利用者が外国人で飲食店経営者が多いことからも納得がいきます。しかも夜間に営業する利用者にとってはなくてはならない24時間保育園なのです。だから外出自粛の現在では営業してもお客さんが来ないので、子供を預ける必要がないのかもしれません。他の保育園と違って利用者のニーズがなければ開けても意味がないと思うのですが、そのへんのところは実際はどうなのでしょう。娘さんも1年間の育休を取って家にいたので現状を把握できていないようです。

 「2~3日前に電話したら今週は休みで、来週からはまだ連絡が来ないからどうなるかわからないんだって」と友人は嘆きが止まりません。妊娠していても夜勤をし、保育士が私の転職だからと笑顔で語る娘さんが自慢でした。保育園の面接のときに、子供ができてもうちの園で働いてもらいたいから自分の子供を預けて働けると言われました。でも、いざ子供ができたらその約束は守られませんでした。それでも、やっとのことで公立保育園に空きがあって入ることができました。

コロナの怖さが身近に迫る

 「コロナで仕事が無くなるかも!?」という先の見えない不安から「コロナの怖さ」が身近に迫ってきました。確かに他人事と思っていたかもしれません。でも今ではコロナに感染するかもという恐怖と自分の生活は大丈夫なのかという不安を直視しないわけにはいきません。友人の旦那さんの会社も仕事が激減しました。映画のパンフレットやデパートのチラシなどの制作をしているのですが、もう3月の時点で4月の予定はガラガラだったそうです。その時は、やっぱり都市封鎖かもとの思いが頭をよぎったそうですが、現在のような状況は予想していなかったといいます。先日発表になった日本橋高島屋三越などの5月6日までの閉店に関しては、これじゃうちの会社の仕事が無くなるはずと納得したそうです。

 このコロナ危機の最中に、ただ我慢するだけでなく、これからを生きるのに大切なことを学ばなければなりません。新聞によると、専門家も、「たとえコロナが終息しても以前の見慣れた世界にはもう戻れないかもしれない。見たこともない世界を生きることになる可能性がある」と警告しています。最初はオリンピックがどうなるかでやきもきしていましたが、今では「休業要請は補償とセットで」が最重要課題となっています。1年後の世界はどうなっているのか想像もつきません。でも一日も早くコロナが終息しないと果たしてオリンピック開催を心から喜べるかどうか疑問です。

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