人生は旅

人生も旅もトラブルの連続、だからこそ‘’今‘’を大切にしたい

新型コロナで生活が変わる

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楽天的な見方が一転して

 昨日、ゴミ出しの時に、久しぶりに隣の奥さんと話をしました。確か2月の終わりに会って以来2週間ぶりに顔をあわせました。その時は私が「大変ですよ。トイレットペーパーが売り切れてますよ。」と騒いだのです。そしたら、「うちはストックがいっぱいあるから」とトイレットペーパーを6ロールくださったのです。「ええ~、いいんですか?もらっても大丈夫ですか」と言いながらも嬉しさは隠せません。あの時は、お互いすぐに供給が元に戻るだろうと軽く考えていましたが、甘かったようです。

 そして、昨日は心配して「トイレットペーパーってまだありますか」と聞いてみると、「全然、大丈夫。まだあります」と余裕の表情です。今どき、そんなに大量の消耗品をため込む人がいるなんて思いもよりませんでした。今はミニマリストとか断捨離とかがブームになっているので、必要な分だけ買って使い切るのがベストと考える人が多いようです。

 「いつでも買える」とみんな思ってる

 「いつでも買える」と思っているし、消耗品の倉庫として薬局を利用しているので家には蓄えがありません。SNSで「トイレットペーパーが不足する」と言う情報が流れると、すぐに買い占めに走ってしまったようです。だから店頭からトイレットペーパーが消えてしまったのです。家に蓄えがないので、慌てて薬局に駆けつけなければ安心できない、そんな事情があったのです。そして、今朝、カフェに行こうとして、薬局のある通りを歩いていると、何やら長蛇の行列ができていました。いつもの行列の2倍の人の多さで、開店は10時なのでもう少しで開きます。「すごい行列!バーゲンセールみたい」とつぶやきながら通り過ぎます。でもこんなに人がいて果たして買えるのだろうかと疑問に思いますが。2週間前に買い占めたトイレットペーパーがいよいよ底をついてきたのでしょうか。

新型コロナで自由な時間ができた

 サイバーエージェントの社長でAbemaTVの社長でもある藤田晋さんは新型コロナで生活が激変したそうです。藤田さんと言えば、昔、美しい顔で有名な奥菜恵さんとの結婚で話題になった方です。彼の会社では体調が気になる社員はテレワークをし、あとは時差通勤で業務を行っています。様々なイベントを手掛けていますが、政府の要請ですべて中止になっているそうです。これからどうなるかわかりませんが、個人的には、それまで平日の夜は会合が入っていたのに、すべて中止になりました。そのおかげで、急に時間が空いた日などは学生のときのような自由な気分を味わっているとか。

社会からゆとりが失われると仕事が

 ロックミュージシャンの後藤正文さんは、かつて東日本大震災の時に体験した問題に今も直面しています。震災のあとは仕事がなくて、社会からゆとりが無くなるとミュージシャンの活動の場がは狭まるのだと思い知りました。そして、音楽を聴く人の生活が正常に機能してこそ、音楽は存在できるのだと今もつくづく思うのだと。後藤さんは、「ゆとりを守るために普段からできることはないか、見つめなおす好機だ」と提案しています。ただ、第一にすべきは、コンサートが中止になっても補償が受けられるシステムを何かしら考えることではないでしょうか。どんな時も経済的な不安をなくさない限り、これから生きていくのは難しいと思うのですが。

 

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