人生は旅

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カレーマルシェの思い出

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ウイーンで食べたカレーマルシェ

先日テレビを見ていたら、人気のある女芸人の大久保さんがカレーマルシェが好きだと言っていたんです。そしたら遠い記憶がよみがえってしまいました。ウイーンで食べたレトルトのカレーマルシェが美味しくて、日本人でよかったと思ったんです。あの日、娘と私はオーストリア航空でシュベシャート空港に降り立ち、列車でウイーンの市内まで行きました。ちょうど夕方で、夕飯のために駅で何か買おうとお店を見に行きました。当然のことですが、ショーケースに並べられているのはハムやチーズ、野菜などの具をはさんだサンドイッチしかありません。サーモンを挟んだものもあって、値段は高いですが一番おいしそうなのでそれを買います。隣を見るとケーキもあって、ストロベリーケーキのような甘い物も食べたくなってデザートを買います。でも日本のよう箱に入れてくれないので、ホテルに帰るころには形が崩れてしまうのです。紙皿にのせて袋に入れてくれるだけなので仕方ありません。

外国でお米を食べて感激

さて、ホテルにチェックインしてウイーン最初の夜の晩餐です。サンドイッチを食べたあとケーキを食べてみたものの何か物足りません。娘が「もっと何か食べたい、何か食べるものないの?」と聞くのです。それで「ごはんを炊けば、レトルトカレーがあるけど」と答えると、「じゃあ、食べる」と言うのでびっくりです。実は旅行の準備をしている時に、「炊飯器を持って行ってご飯を炊いて食べようと思う」と娘に話しました。そしたら「本当に炊飯器なんて持って行くつもり、そんな話は聞いたことないよ」と言ってバカにしたのです。恥ずかしいとかなんだかんだとか言いたい放題言っていたのにころっと態度を変えて、「美味しい」を連発して黙々と食べています。ウイーンのような外国で食べるお米はきっと何倍も美味しく感じられるみたいです。考えてみると、レトルトカレーなんて日本に居たらめったに食べません。そしてそんなに美味しい物と言うイメージもないのですが、炊き立てのご飯にカレーマルシェはたまらなくおいしかったです。お米は炊けばすぐに食べられるので本当に便利です。それに今の炊飯器は小型で性能が良くなっていて、最短20分で炊き上がるのでそんなに待たなくてもいいのです。あるテレビ番組でサッカーの日本代表中島翔也選手が自分はお米を食べないとダメなのだと言っています。だからチームメイトが食事をしているときも、自分は家で米を食べて来たので一緒には食べないのだそうです。

美味しくないものを買うストレスから解放される

外国で一番のストレスは食べ物の選択肢がないので、どうしてもそれを買わないといけないことです。でも米と炊飯器があれば、ホテルの部屋でご飯を炊いて韓国のりでもふりかけでも十分食べられます。だから目の前にある到底買うのに納得できないものを買うストレスから解放されるのです。それにしてもなぜ外国で売っている焼きぞばはあんなにも美味しくないのでしょうか。ドイツのベルリンの焼きそばは少しでも食べようとするのですがほとんど食べられませんでした。スペインのバルセロナの焼きそばは味は甘めでまあまあでしたが、キャベツはほとんど芯の白い部分しか入っていなくてまいりました。あれではキャベツが罰ゲームみたいに入っているようなものです。

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