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韓国ドラマ「恋する指輪~三つ色のファンタジー」

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引き立て役に甘んじて

 韓国ドラマ「恋する指輪~三つ色のファンタジー」を見ました。見終わってすぐの正直な感想は、外見の美しさよりも心の美しさのほうが勝ってホットしたということです。そして、何よりも主役を演じているナンヒ役のキム・スルギさんが可愛くて魅力的です。小柄で美人じゃないけど、面倒見のいい優しい女の子なのに、いつも引き立て役にさせられて惨めな気持ちを味わうのです。このドラマでは美人ではないとけっこう差別みたいな扱いを受けたりしてキツイのです、それがどんな気持ちかが美人のひとにはわからないでしょう。だからこそ、ナンヒは大学一のイケメンの彼を射止めようと思ったのです、魔法の指輪を使って。それにしても韓国の美人の人ってみんな同じ顔をしていると思いませんか。ある本によれば、日本と韓国では美に対する意識に違いがあるそうです。日本では化粧で顔を美しく魅せることに情熱を傾け、韓国では美は肌の美しさにあるのでBBクリームや美容マスクが流行るのだそうです。

魔法の指輪は存在するか?

 ドラマでは、『指輪を好きな人にはめてもらうと、その人には自分が美人に見える』なんてそんな夢みたいな指輪が出てくるのです。実はそれはナンヒの両親が娘についた大嘘なのですが、うそから出た誠というのか、うまくいってしまうのです。美人ではなくても、好きな人から見たら誰でも美人に見える、つまり個人の好みの問題だというのです。今どきの女の子だって、美人と言えばまあみんな美人だといえるでしょう。一重瞼は整形しなくてもアイプチで二重にしてパッチリとした目にできます。そして薄く化粧でもすれば見栄えがさらに良くなります。

外見だけで好きになるのが恋かも

 ナンヒが憧れる大学一のイケメンは外見がすべて、つまり顔とスタイルで付き合う相手を選ぶのです。だからナンヒはとても相手にしてもらえないのですが、彼女も彼がどんな性格か、どんなふうに考えるのかを知らないで好きになったのです。恋はまず外見から始まって、だんだんとお互いを理解するものなのかもしれません。

このドラマに出てくるイケメンは外見がすべてだとまで言い切るし、「お前なんか相手にするわけない」とかけっこうひどいことをいうのです。外見がいい彼は心が素敵な人ではないのであまり魅力は感じないのですが、だから余計にナンヒの人間性が輝くのです。自分のことよりも、失意にある人を励ますことができる優しさがあるからです。

それにしても、あんなイケメンが母親のことで落ち込んで、誰かの助けを求めるなんて想定外ですね。そしてナンヒの美人の友人に「それがどうしたの?自分のことばかりで私を不安にさせて、あなたには私に対する気遣いはないのね。」なんてきつい一言を言われてしまうのです。

指輪のせいで自分が美人の友人に

 彼が好きなのは美人の友人だと分かったときは、失うのが怖くてバレないように必死になりました。指輪のせいで、彼には自分が友人に見えているなんてショックとしか言いようがありません。バレるのは時間の問題で、別れることになったけど、思いがけず幼馴染に告白されて戸惑います。それでも彼への思いは変わりませんでしたが、もう会うことはないと思って過ごしていました。結局、魔法の指輪なんてなかったけど、運命に導かれて、彼好みの美人、つまりナンヒと出会ったのです。

 

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