人生は旅

人生も旅もトラブルの連続、だからこそ‘’今‘’を大切にしたい

グレタ・トゥンベリさんはすごい人

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ヨットでニューヨークへ

スウェーデンの環境活動家グレタ・トゥンベリさんは本当にすごい人だと思う。問題を先送りして何もしない政治家たちに気候変動への対策を迫ったのです。自分の未来を任せておけないと感じて信用していません。それに、二酸化炭素を排出する飛行機ではなくてヨットでニューヨークに行く有言実行の人です。なんでも欧州では飛行機を敬遠する動きがあるそうです。それは飛行機が温室効果ガスを大量に出すことが問題視され、長旅で夜行列車を使う人が増えているからだそうです。「飛ぶのは恥」という新語もスウェーデンやフランスで生まれているらしいです。誰だって地球温暖化が問題になっているのは十分わかっているのです。でも自分からなんらかの行動しようとする人はいません。それなのに、ひとりの少女が各国首脳に痛烈に抗議したという記事を読んで嬉しくなってしまいました。全世界でデモが行われている中で、ひとつ心配なのは、日本の若者がこの問題にほとんど関心がないことです。毎日の生活の中に身近に危機感を感じてもらえるような取り組みが必要だと感じました。

先日の千葉に甚大な被害をもたらした台風も、地球温暖化によって強大化したようです。私もそうですが、みんなも自然災害だからどうしようもないと諦めてしまうのです。そんな私たちに「諦めちゃダメでしょ」と活を入れられたみたいな気分になりました。「どうせそんなこと言ったって時間の無駄」なんて言ってないで、声を上げることが大事だと背中を押されているようです。以前話題になったヤマト運輸の残業代未払問題だって、元社員が告発したからこそ世間に知れ渡ったのですから。個人的な話ですが、スイスに行って氷河特急やベルニナに乗りたいと思っていました。列車から氷河の雄大な景色が見たかったのです。でも現実の写真を見てびっくりです、氷河の白さが眩しいはずなのに黒い山肌が覗いています。このままでは氷河が無くなってしまいます。

一番身近なのはゴミ問題

一番避けて通れないのはゴミのことだと思うのです。

昔は田舎ではゴミ収集車など来なかった時代がありました。それで、生ごみは畑に埋めて土にかえしたり、牛を飼っている家は牛の食料にしたりしていました。そして、紙類は畑で焼いて処理していました。ゴミ収集車が来るようになった現在では、ゴミの袋に名前を書かないと持って行ってもらえないそうです。都会よりもずっとゴミ出しのルールが厳しいようで、自分の出したごみに自分で責任を持つという意識が定着しています。都会でも自分のごみに責任をもつようなルールを作ったらどうでしょうか。生ごみは一家に一台ある生ごみ処理機で処理するようにしたら、燃やせるゴミはかなり減らせるでしょう。あとは、紙類とプラごみですが、これらは資源なので確実にリサイクルされるシステムを作ることが重要です。あとは完全なリサイクルが難しいのなら、プラごみに関して言えば、土に帰せる素材にすることです。あの有名なビールの祭典、ドイツのオクトーバーフェストでは、環境に配慮してジョッキとお皿を使用しています。そのため前回開催された時に比べてゴミが3割ぐらいに減ったそうです。

 

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