人生は旅

人生も旅もトラブルの連続、だからこそ‘’今‘’を大切にしたい

こたつの保有率が一番低い県はどこ?

全国で第一位は、意外にも・・・

 今朝、散歩に出ようとしたら、回覧板がドアノブにかけてあった。早速、見てみると、ご近所で火事があったことを知った。そう言えば、けたたましいサイレンの音と共に消防車と救急車が走っていくのを先日目撃したばかりだった。そんな場面はよくあることなので、たいして気にも留めなかったが、まさか家の近くだったとは、夢にも思わなかった。お年寄りがろうそくを使っていて、その火が隣家に燃え移り、その周辺一帯が水浸しになったという。おそらく仏壇か何かで、御線香をあげようとしていて、その火が辺りに置いてあった何かに引火したのだろう。そんなことは十分ありうることだ。そのため「この頃は、お年寄りがひとりで住んでいる世帯が多くなってきているので、努めて声掛けをするようにしましょう」との注意事項も付け加えられていた。いやはや、何とも他人事ではない最優先事項である。こればかりは、いくら自分の家で気を付けてはいても、お隣やご近所の家が火事になったら、どうなるかわからない。改めて、たとえ、よく知らなくても、親しくなくても、住民の連帯意識を高めていく必要があると実感した。

 そう言えば、昨年にも近所で火事があって、二人の方が亡くなった。その時も回覧版が回ってきたのに、火事の原因は何も書かれていなかった。ちょうど、今ごろの寒い時期だったから、おそらく暖房器具による火災か何かだと思うが、できる事なら火事の原因をもっと詳しく知りたかった。ただ、黒々とした無残な姿をさらしていたのはその家だけで、隣の家や周りは見た目はどうにもなっていなかった。実に不思議な光景だったので、今でもよく覚えている。

 暖房器具と言えば、冬になると、大活躍するのがこたつだが、どうやら最近は使う人が少なくなっているらしい。だが、我が家では、こたつはリビングの中心にあり、まだまだ健在である。そうは言っても、私はこたつには入らないようにしている。なぜなら、あれは一度入ったら、抜けるのが難しい中毒性を持っているからだ。別にこたつに罪があるわけでは無い。一番問題なのは、私のずぼらで面倒臭がりやの性格で、座ったら最後、もう二度と立ち上がりたくなくなるのだ。あんなどうしようもなく辛い思いをするのなら、こたつになんか二度と入らないぞ、と固く誓った。それに、あれは勉強しようとすると、やる気はあるのに、いかんせんすぐに睡魔が襲ってくる。ハッと気が付くと、こたつに顔を付けて居眠りをしていた。たまにそうやって集中力を高めようとするまさにその時に全く役立たずだったのだ。だから、私は、ひとり用ホットカーペットというものがあることを知って、近所のディスカウントショップのオリンピアで買って来た。こちらは有難いことに、睡魔はとんと襲って来た試しなどなく、快適だ。ホットカーペットの方が私の体質にあっているようだ。

 さて、こたつの話だが、先日の夕方のニュース番組で、「こたつの保有率が一番低い県はどこだと思いますか」という話題になった。う~ん、どこだろう、すぐには思い浮かばない。因みに2位は沖縄だそうで、これにはもっともでしょう、とスタジオの皆が頷いた。あそこは真冬でも春の陽気なのだから、当然こたつなんていらないに決まっている。次に3位は東京で、となると、栄えある1位は果たしてどこなの?と興味津々になった。これがなんと北海道だそうで、でも冬の寒さが厳しいのに、どうしてという疑問が沸々と湧いてきた。その理由というのが、北海道の家は断熱材を使っているので、熱が外に逃げて行かないから、こちらが思っているよりも家の中は寒くない。それにあの地域では特殊なストーブを使っており、家の中は常に暖かく保たれているそうだ。そんな理由から、こたつはなくてもいい、必要ないということらしい。

 東京が3位の理由については、住宅事情のせいで、こたつを置く場所がないからだと締めくくっていたが、本当だろうか。

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