人生は旅

人生も旅もトラブルの連続、だからこそ‘’今‘’を大切にしたい

「せいせいするほど愛してる」の感想

f:id:mikonacolon:20190823201352j:plain

題名に惹かれて原作の漫画を買う

以前、武井咲さん主演で「せいせいするほど愛してる」というドラマがやっていました。最初から「せいせいするほど」という言葉から連想されるイメージとしては「ものすごく」とか「徹底的に」というものでした。だからどんな話なのだろうか、どんなふうに愛するのだろうかと興味がわいてきました。さっそく書店に行き、ドラマの原作漫画を捜しますがありません。やっと3軒目の本屋さんで全巻がそろっているのを発見しました。客の行動を分かっているなあと感心します。今まさにテレビ放映中なのですから、当然私のように全巻買いに来る人だっているのですから商売のチャンスではありませんか。

仕事をせいせいするほどやる

このドラマの原作はもう10年くらい前の漫画なのですが当時は相当にセンセーションを巻き起こしたみたいです。それも性描写の激しさでです。でもそれとは関係なく、登場人物の未亜(ミア)という女性は仕事を「せいせいするほど」やるひとなのです。原作の漫画では化粧品業界を舞台にした、いわゆるお仕事漫画とも言えるのです。たとえば、大阪に出張に行けばふつうは夜はリラックスするものですが、誘いを断って売り場周りに行ってしまうほど仕事人間なのです。仕事が大好きでプライドを持っていてどうしても譲れないものがあるのです。ドラマの未亜は宝飾店のティファニーで仕事をしていて、宝石にはその人の思いがいっぱい詰まっている、と信じている女性です。ある日、販促のパンフレットのネックレスの写真が光沢がなくてどうみても素敵に見えません。そういう場合は、夜だろうが印刷工場まで飛んで行ってしまうのです。「こんなんで女心が動かせると思いますか、女がときめくと思いますか」とものすごい剣幕で担当者に迫り、相手を困惑させるのです。そして満足できるものができるまでじっと待ち続けます。

普通の人に宝石に興味を

ティファニーといえば、オードリーヘップバーンの映画「ティファニーで朝食を」で有名ですね。ふつう宝石というのはお金持ちにしか縁のないものと思われているので、その常識をすこしでも変えたいというのが未亜の願いなのです。普通の人にも宝石に興味を持ってもらいたいので、低価格のネックレスのような商品企画も積極的に提案しています。ある日、店に一人の青年が現れて彼女に自分の思いを告白したいと言うのです。それで何かプレゼントしたいという青年の相談にも親身になってアドバイスします。今は若くて経済力がなくても、将来は本当のお客様になってもらえるかもしれないのだから、というのが未亜の考えなのです。

 

mikonacolon