人生は旅

人生も旅もトラブルの連続、だからこそ‘’今‘’を大切にしたい

納豆の新しい食べ方と経営戦略

今週のお題「納豆」

f:id:mikonacolon:20200713074828j:plain

▲スーパーでこの納豆を見たら、今話題になっているカップに入った高級納豆をふと思い出しました。

 納豆はあまり食べないのですが

 実は私は普段あまり納豆は食べないのです。でもたまに無性に食べたくなる時があります。だいたい2~3か月に一度くらいそうなるときがあるのですが、身体が自然に納豆を求めてやまない現象と言えます。そんな時スーパーで買うのはミツカンの「とろ~っ豆」です。他社の製品にはない極小粒の豆の柔らかさがたまらなく美味しく感じられるのです。容器の蓋にタレがついていて、カパッと割るとタレがドバっと出て柔らかい豆にかかります。普通の納豆のようにビニールの小袋を手で開けたりする手間がいらず、手を汚すこともなくて便利です。ただ、こだわりのある方にとっては辛子がついていないので、「いったいどうなってるんだ!」と不満に思う方もいるでしょう。でも私の場合は辛いのが苦手ですし、納豆通の方のように醤油を増量しなければ気が済まないわけでもありません。みじん切りにしたネギを入れて混ぜると、豆の柔らかさとシャキシャキする食感を同時に味わえてまさに口福です。

生のピーマン入れたら美味しい?

 そういえば、納豆の新しい食べ方でお勧めなのは細かく切った生のピーマン!?を入れるといいのだそうです。この食べ方は去年の後期のNHKラジオ中国語講座の講師の方が「最近の新しい発見」について聞かれたときの答えでした。料理上手で知られるその先生ならではの納豆の新しい食べ方には違いないのですが、果たしてピーマン嫌いの人に受け入れられるのでしょうか。番組のパートナーの男性が「僕はピーマン苦手だから無理です」と敬遠すると、それでも「だまされたと思ってやってみて!」と言って先生はこの話題を打ち切りました。あの時すぐやってみようと思ったのになぜ実行しなかったのか、考えてみたらピーマンが家になかったからです。それに大きな声では言えませんが、ピーマンがなくてもたいして困らないからです。我が家では玉ねぎやネギに比べたら存在感が薄いのです。近頃は野菜が高くて、もちろんピーマンも例外ではありませんが、捜索したら奇跡的に98円で買ったのが冷蔵庫にありました。さっそく実験してみることにします。果たして、その結果はいかなることに・・・。

納豆が業績不振の会社を救った!

 テレビの番組で何度もやっているのを見ていると、知らないうちに頭の隅にこびりついて離れなくなってしまいます。「納豆」と聞くと、やはり倒産寸前の会社を救った「高級納豆」のことが思い浮かびます。デパートの食品売り場に行ってみたら、何やら女性たちでにぎわっている一角があります。それにお店の中から次々と紙袋を持った人が出てくるのが見えます。いったい何だろうと確かめてみたら、なんと納豆のお店でした。よく見ると、納豆がカップに入っていて、いろんなトッピングがあって自由に選べるのです、これは楽しくなります。テレビのインタビューでは、皆さん「選ぶのが楽しくて仕方がないので、ついついいっぱい買ってしまいます」と笑顔で答えてくれます。

 しかし納豆に愛着を持たない人間からするとどう考えてみても「割高」です。この店の店主はいろんな場所に足を運んでお客の行動を観察した結果、こうした販売方法を思いついたそうです。お客がどんな時に買いたくなるか、つまりお客の心を読むことが販売促進につながると気付いたのです。経済観念がありすぎる主婦の方たちの冷静さを失わせて買わせてしまう「お店の経営戦略」に脱帽するしかありません。

mikonacolon