人生は旅

人生も旅もトラブルの連続、だからこそ‘’今‘’を大切にしたい

不良品の電子レンジがやっと交換できました

1か月以上かかって、正規品が届いてホッと一安心

 以前ブログで、ネットで日立のオーブンレンジを買ったものの、それが粗悪品だったと書いた。まあ、こちらも届いたらすぐに脱臭とかして、試してみるのを怠ったのも悪いかもしれない。それに、天下の日立の製品なのだから、まさか不良品で、使い物にならないだなんて夢にも思わなかった。それで余裕をこいて、1か月くらい箱に入れたまま放置してしまった。そろそろ使ってみるかと、重い腰を上げたら、ありえない事態に遭遇した。それこそ今まで生きて来て、こんな目に合うだなんてことが信じられなかった。キツネにつままれたような気がして、何かの間違いであって欲しいとさえ思った。

 電気製品をネットで買っても、上手く動くのが当たり前で、新品なのに故障とか、不具合が起って使えないだなんてことは考えたこともなかった。それがもし、ネットの販売店が休みの日で電話も通じなくて、メールを送っても梨のつぶてだったら、いったいどうしたらいいのだろう。私の場合はどうしようもなくて、ついつい日立のお客様相談室に電話をしてしまった。幸運なことにそこは年中無休だったから。でも、結果的にはあまり役にも立たなかったようで、購入した店舗に相談しなければ埒が明かなかった。その店舗に取り合ってもらえないからどうしようもなく、時間の無駄とは知りつつも、電話をかけずにはいられないのだ。

 連休が明けて、やっとメールで連絡が取れたと思ったら、会社の3営業日以降のこちらの希望日に電子レンジを送るように指示される。宅急便の人が自宅まで現物を引き取り来てくれると言うのだ。実際には、その日では故障の日からすでに5日以上過ぎているが、文句を言っていては話は進まない。沸々と沸き上がる怒りをぐっとこらえて、販売店の指示に従って、電子レンジを梱包する。梱包する箱は何処かで調達しなければならないが、以前薬局で見たことがあるトイレットペーパーやティシュペーパーが入った大きめの段ボール箱が適当ではないかと考えた。急いで、薬局に行って、とりあえずシャンプーか何かを買い、ついでに店員さんに段ボール箱を分けてもらえないかと頼んだ。少し嫌な顔をされるかと思ったら、「ちょっとお待ちください」と言うとすぐに適当な箱を持ってきてくれた。

 電子レンジを箱に入れようとしたが、段ボールの幅が狭いようで、上手く入れられない。それで、半分ほど箱の中に入れた電子レンジを出そうとしたら、電子レンジの横っちょの部分が段ボールの端っこに引っ掛かって擦れた。そうしたら、信じられないことに、電子レンジの塗装がボロボロと剥がれ落ちた。黒色なのに、その下はシルバーの色がむき出しになってしまった。何を思ったか、自分でもわからないが、黒マジックを塗ってしまった。とっさに、いくら何でも不味いと思ったのか、自分のしたことの証拠隠滅を図ろうとしたようだ。それでも、一見して塗装が剥がれたとはわからないのでほっとする。正直に言うと、どうして段ボール箱の端っこに擦っただけの、たったそれだけのことで、塗装がいとも簡単に剥がれたのか、こちらが聞きたい。。

 それでも、そんな余計なことは一切連絡せず、宅急便の人に現物を引き渡した。さて、引き渡したはいいが、製品の修理や交換には2週間ほど必要だと言われたが、こちらは海外旅行の出発日が迫っていた。それで、もし出発日までに間に合わなければ、友人の携帯にショートメッセージでも送ってもらえないだろうかとお願いしてみた。だが、「当社のシステムは携帯には対応していません」とのことなので、諦めざるを得なかった。結局、出発日までには間に合わず、帰国してからメールで3週間後に連絡が来ていたことを知った。いずれにしても、不良品の交換をお願いしてから、1か月ほどして新品を受け取った。

 今でも疑問に思うのは、商品の引き取り後に、交換日はいつになるのか尋ねたときに、「情報の共有ができていないので、分かりかねます」などと、意味不明な返事が返って来たことだ。それに、製品の不具合を塗装が剥がれたせいだと、言い逃れをしている点にも強い不信感を感じざるを得ない。それだけではない、送られてきた製品は以前のものと比べて、しっかりとした立派なものだったことに驚かざるを得ない。はっきり言って、もし以前の商品が日立の製品のコピーなら、今回の製品は正真正銘の正規品だと言える。これを教訓にして、これからは電化製品をネットで買うなどということは絶対にしないと誓った。

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