人生は旅

人生も旅もトラブルの連続、だからこそ‘’今‘’を大切にしたい

ソーダバーと水遊び

今週のお題「好きなアイス」

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 いつものアイスがなかったので、アイスソーダ

 朝から暑い日が続く毎日ですが、そんな日々を癒してくれるのが、ヒャッと冷たいアイスです。喉をシュルシュルさせてくれる炭酸飲料も至福のひとときをくれますが、アイスはその瞬間が長続きします。アイスは食べる時間が飲み物より長いからその分幸せをじっくり味わえるのです。いつもはジャージー牛乳のアイスが好きで食べていたのですが、今年はスーパーにまだおいてありません。それで、仕方なくこの「角10棒ソーダアイス」を買ってみたのです。実はこれを買う時は、もしかしたら、甘ったるいだけのアイスではないのかと疑っていました。今までソーダのアイスは買ったことがなかったからです。

 でも試しに食べて見たら、なんとソーダの味が爽やかで甘さ控えめでした。シュワッとした冷たさを味わったら、次はバニラ味で二つの味を楽しめて一石二鳥です。「これなら、2本はいけるなあ」と正直思いながらも、1本でやめておくのがよさそうです。「もうちょっと食べたいなあ」という気持ちをきっぱりと断ち切ることで、また食べたくなるのです。楽しみを次回まで取って置くことで、飽きることなくまた気持ちよさを味わえるのですから。

 気持ちいいと言えば、昨日の日曜日の昼下がり、灼熱の太陽の光が照り付ける中で何やらキャア~キャア~という歓声聞こえました。パシャパシャという水の音がするので、どうやら子供が水遊びをしているようです。2~3カ月前にできたばかりのペンシル住宅の軒先から聞こえてくるのですが、茶色の目隠し用の布で覆われているので、中は見えません。実はこのお宅は子だくさんの家庭のようで、家の駐車場にはママチャリと普通の大人用自転車、それと子供用自転車3台が置いてありました。最近の建売住宅は1階が車が置けるように駐車場になっているところが多いですね。それに窓は明り取りの役目をする程度あればいいという考えなのか、建築費用節約のためなのか、ほとんど窓というものは見当たりません。窓を開けて風を入れて気分を変えるという発想はないのです。そんな家だから、親は子供を外で遊ばせたいのです。

 昨日も今日も全くの偶然なのですが、その家の旦那さんがベビーカーで子供を連れだすのを目撃してしまいました。今どきの若い父親は子供よりスマホの方を気にしていました。どうやら4人目の子供がいるらしく、駐車場で子供をプールで遊ばせる工夫を考えたのはさすがです。それに早朝に子供を散歩に連れて行ってくれるなんて最高の父親ではありませんか。昨日の散歩の帰りに私は見てしまいました、その家の駐車スペースに大きくて、立派なビニールプールがあるのを。鴨川シーワールドのシャチのようにプリプリした素敵なプールでした。それと同時に気付いたのは、目隠しの茶色い布というか、網目のある透けない素材で作られたシートが取り付けてあることでした。おそらく道行く人の目を遮断するためのものです。よく見ると、その布は2階のベランダから取り付けられていて、2枚あるので、使わない時は片方を閉じておけばいいのです。

 「なるほど、こんなこともできるのか」と仰天して、今どきの発想に感心してしまいました。家の駐車場を子供の水遊びのスペースに見事変えてしまう、しかもそれが人目を気にせずにできてしまうことに目から鱗でした。先に私が書いた「水遊びをしている」ということは、驚くべきことに外からは全く分からないのです。おそらく通りかかった人は子供が何やら楽しそうに何かをしているくらいにしか思わないはずです。通りに面しているのに、子供のために別空間を作ってあげられるということ自体素晴らしいのです。そう言えば、オリンピックで忘れていましたが世の中は夏休みでした。家の中だけで遊んでいたら子供が退屈してしまうし、かと言ってどこかに連れて行くのも躊躇してしまいます。それで、考えた末に「おうちでプール遊び」で、それを実現させてしまう行動力に脱帽です。おそらく、子供たちもソーダバーを食べたときのような爽快感に浸っていることでしょう。

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