人生は旅

人生も旅もトラブルの連続、だからこそ‘’今‘’を大切にしたい

コロナで営業自粛でスーパーが休業

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新聞にチラシが入ってこなくなって

 新聞を3紙とっているのですが、最近折り込み広告がやけに少ない、いいえ、ほとんどない日もあるくらいです。いつもなら、金曜日は不動産関係、土曜にはスーパーやデパート、ディスカウントショップなどのチラシが多いのが普通でした。なるほど、コロナウイルス感染拡大防止による休業要請のせいなのだと納得していたら、東京の友達からメールがきました。

 「2週続けてチラシが入ってこないと思ったら、休みなのよ、きっと」。友達がいつも肉を買いに行くスーパーは新宿駅の近くにあって地下の2Fにあります。特に肉類は店が提携している牧場で生産されていて、普通のスーパーのものより質が良くて安いので人気があります。駅に続く地下街の一角に店があるのでいつもたくさんのお客さんで混雑しています。しかし、休業要請でデパートや大型量販店等が休業し、外出自粛で人が来なくなったら、店を開けている意味がないのです。だから、スーパーは営業OKでも、休業しかないのかもしれません。なにしろチラシが入ってこないのですから、どう見ても異常事態です。

いつでも買えると思っていたら

 「どうしよう、あそこの牛肉がなかったら困る!どうやって暮らせばいいの?」。友達は突然の休業に戸惑い、日々の献立に頭を悩ませています。”いつでも買える”と思っていたら(それは当たり前のことなのですが)、今の非常事態においては”もう買えなくなった”のです。友達が最後に店に行ったのは非常事態宣言が出されてから2日後です。たしかその時のチラシでは13日まで売り出しと書いてありましたが、それ以降は入ってきていないのです。

「こんなことになるのだったら、あの時もっと買っておけばよかった!」と友達は嘆くばかりです。今の状況では5月6日までの期限が伸びるのが現実味を帯びてきました。だからこそ、先を見通す目がなかったことや、休業にまで考えが及ばなかったことが悔やまれます。『在庫は十分にあるので必要な分だけお買い求めください』という買い占めを戒めるフレーズがどうしても頭から離れませんでした。でもこんな時だからこそ、臨機応変に頭を切り替える必要があるのではないでしょうか。

 それでも「あるものでやっていけばいい、何とかなるよ」と現実に向き合うことにしました。こういうときは、運命に導かれるままに流れに身を任せて生きる方が苦痛が少なくて楽なのだそうです。抵抗することなく、すぐに諦めて現実を受け入れることも前向きな生き方だといえるのです。よく『ピンチはチャンス』と言われますが、自分の固定観念を壊すくらい、頭を使う機会を与えられてよかったと思うくらいがいいのです。清水英雄さんによると、『ピンチはチャンスだ、ありがとう』と感謝するべきものです。なぜなら、『これでまた成長できるから』と自分に可能性をを与えてくれるものと歓迎さえしているのです。

 さて、新聞の紙面を見ていたら、週刊誌の見出しに『スーパーで感染』の文字を見つけてびっくりです。全国で20店舗以上から感染者が発覚中と中見出しがついています。やっぱり、なのか、ついに、なのか、あれだけの人が店内に一緒に居るのですから当然なのかもしれません。となれば、スーパーに行くのも命がけと言うことになります。

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