人生は旅

人生も旅もトラブルの連続、だからこそ‘’今‘’を大切にしたい

コロナ禍の美容院で座り話チャンス

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 1年ぶりに美容院に行ってみたら

 昨日久しぶりに美容院に行きました。1年以上も伸ばしっぱなしにしていた髪にとうとう嫌気がさしたからです。コロナウイルスの感染防止のためか、店のドアは開けっ放しになっていて、ちょうど誰もお客さんはいませんでした。ササッと切って早く帰りたかったので、「ラッキー!」と心の中で思いました。ここの美容師さんは必要なことしか話さないので、少しの間じっとしていれば済むはずでした。ところが、待っているお客さんがいないせいなのか、あるいは担当してくれた美容師さんの性格もあるのか、やたらと話しかけてくるのです。世間話を私に仕掛けてくるので、「コロナなのになあ、いいのかなあ」などと最初は躊躇していたのです。美容院の中は美容師さんと私のふたりだけ、もちろんその人はマスクをつけています。私もマスクしなくていいのかあと思ったのですが、その必要はないようです。

切り替えてお仕事ウオッチング

 美容師さんが積極的に話しかけてくるので、私も立ち話ならぬ、座り話をしようと決めました。「こういうお仕事って、コロナになってから何か変化はありましたか?」と遠慮なく質問したのです。これじゃあ、まるで何かの取材ではありませんか。でも気になることをズバリ教えてもらう貴重な機会でもあります。このチャンスを逃すなんて悔やまれます。幸いなことにこの美容院は自粛期間中もお客さんが途絶えることはなかったそうです。話を聞いてみると、人というのは髪の毛が伸びると、やはり気になって我慢できないらしいのです。髪が伸びてボサボサになると、自然と気分も悪くなるので、髪を切ってさっぱりしたいのです。それに、リモートワークの人だって、画面に自分の顔が映ってしまうので、どうしても髪の毛が気になってしまうらしいのです。誰だってみっともない自分は他人に見られたくないからです。

年末に実家に帰れない訳は

 ササッと髪を切って帰るつもりが意外な展開になってしまいました。まさか美容院で座り話に夢中になるとは予想もしませんでした。仕事の話のあとは年末の帰省についてで、美容師さんには悩みがあるのです。故郷が新潟で田舎なので人の目がある。だから帰りたいのだが帰れない。帰ったとしても友達に会いに出歩くことはできないのはわかっている。でも両親がいる家に帰るだけでホッとできる。今の自分はあの場所で落ち着きたいだけなのに。両親も来るなとは言わないのに。現実は自分が帰ることで、もし両親が隣近所の人に何か言われでもしたら、迷惑をかけてしまう。それが怖くて今年は帰るのはやめにしたのだと言うのです。その美容師さんの話によると、故郷の実家の玄関先で両親の顔だけ見て帰ってきた!という極端すぎる、そんなお客さんもいるらしいのです。

 世の中go-toキャンペーンで県をまたぐ移動が自由になったと言うのに、人の心にはブレーキがかかったままなのですね。美容師さんは感染リスクがゼロにでもならない限りは実家に帰れそうにありません。それがいつになるかは想像もつきませんが、人間はどこかで心に折り合いをつけなければ限界になるときが来てしまうのでは・・・。

mikonacolon