人生は旅

人生も旅もトラブルの連続、だからこそ‘’今‘’を大切にしたい

コロナウイルスに対抗するホテルのアイデア

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近所で耳にした本音は

 今日、カフェから帰る途中でやたらティッシュペーパーやトイレットペーパーを両手に抱えている人を何人も見かけました。昨日も夕方スーパーに行ったら、たぶん3週間ぶりぐらいにトイレットペーパーの山を目にして「わあ~、久しぶり」と心の中で拍手しました。これでやっと紙製品の心配をしなくても済みそうです。実は昨日も朝から薬局に並ぶ人の列を見たのでどうなるか不安だったのです。

 ある文化施設の前を通りかかると、60代とみられるご夫婦の旦那さんが嘆いておられました。「ここも閉まってるのか、なにも全部閉める必要ないんだよ、入場制限とかしてさあ・・・」。何処にも行けないので、つまらなくてフラストレーションがだいぶ溜まっているようです。ここの施設は3月いっぱい閉館と決まっていて、詳しくはウエブサイトを見るようにと書かれています。普段は外国人も訪れるのですが、今では見かけることもありません。

ホテルがアイデアで集客を

 新型コロナウイルスの影響で宿泊客が激減しているホテル業界ですが、一部のホテルでは斬新なアイデアで苦境を乗り越えようとしています。箱根にあるホテルでは「まじコロナウイルス勘弁してくださいプラン」と題して平日限定で価格を大幅に下げて提供するそうです。中長期的なく客足回復を狙って採算度外視の企画で700軒分の予約が2週間で完売したそうです。東京の本郷の旅館でも「文豪缶詰プラン」と言って部屋に閉じこもり、編集者役のスタッフがサポートしてくれるサービスを提供するそうです。スタッフが催促してくれるので仕事に専念できるということで人気があるそうで、サイトで予約を受け付けたところすぐに売り切れたそうです。

旅行以外の需要の開拓をめざす

 ほとんどの会社が出社せずに済むテレワークに切り替えたとはいえ、人間は機械ではないので、自宅ではなかなか仕事がはかどらないのは普通です。だから気分転換をしてどこか別の空間でなら仕事がはかどるかもと思うのは当然でまた効果は十分あるはずです。だから、旅行予約サービス「楽天トラベル」によると、感染拡大以降、首都圏を中心にホテルの日帰り利用が増加しているそうです。テレワーク用のオフィスとして、格安で1日利用できるプランもあり、今の時期はホテル側は収入源として期待しています。ホテル側は今後のことも考慮して、旅行以外の需要の開拓が重要だと今回のコロナ受難を教訓にするようです。

 収入源が一つの方法しかないと、予期せぬ出来事が起きてそれが無くなったら大きなダメージは避けられません。そのためには収入源はいくつもあったほうがいい、できればいくつも持つべきだとある専門家は強く勧めています。実はそれは家計相談でのプランナーの意見なのですが、企業経営にだって十分当てはまると思うのです。現在では副業を希望する人も増えてきて、実際にかなりの収入のある方もいるようです。今回のコロナウイルスの影響で倒産したホテルも出てきていると聞きます。普段から常に予期せぬ事態に備えて対策を怠らず、備えるしか生き残る道はないのではないでしょうか。

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