人生は旅

人生も旅もトラブルの連続、だからこそ‘’今‘’を大切にしたい

新型肺炎の流行で思いだしたこと

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以前SARSが流行したときに

 中国で発生した新型コロナウイルスによる肺炎が流行しています。ちょうど中国の春節の時期と重なったこともあって余計に感染が拡大してしまいました。テレビのニュースでドラッグストアではマスクが品切れ続出だとか、言われています。本当かなあと思い薬局をのぞいてみると、いつも店頭に置いてあったマスクの箱の山がいつのまにか消えていました。

 今回の流行で17年前に中国広東省で最初の患者が見つかり、台湾や香港に広がったSARS重症急性呼吸器症候群)を思い出してしまいました。あの頃ちょうど夏休みにフランスへの旅行を計画していたのです。まだSARSが流行っていないころにHISエイチ・アイ・エスにチケットを買いに行きました。今でこそチケットはネットで買うものと決まっていますが、当時はHIS全盛の時代でカウンターは人であふれていました。

香港経由でパリに行くはずが

 パリ行きの航空券が欲しいと言うと、値段が安くて一番お得なチケットを勧められました。それがキャセイパシフィックの香港経由パリ行きで、たしか14、5万ぐらいの値段だったと思います。香港で乗り換えということも気にならず、むしろ知らないところに行けてうれしいと思っていたほどです。ところが4月になってSARSに関する報道が過熱気味になってきて、だんだんと不安に思うようになってきました。アジア、つまり香港に行くのをお金がかかってもいいから避けたかったのです。だからすぐにHISに行って、アジアを経由しないでパリに行きたいので直行便にしたいと伝えました。それで費用は20万円と高くはなりましたが、ANA全日空で行くことになってホッとしました。

ディスプレイが目の前にきて

 私はきっとANAとの相性が最悪なのかもしれません。実際に乗ってみると、あろうことかエンターメントのディスプレイが自分の目の前にきてしまって邪魔で仕方ありませんでした。たぶん私の前の席の人がシートを倒したのでそんな状況になったと想像できます。それにしてもあの狭さはお客をなんだと思っているのでしょうか。そういえば、よく海外旅行に行く同僚が「エコノミークラスの座席はいくら何でも狭すぎる、もうちょっと何とかならないかしら」とこぼしていた記憶があります。

 帰りの便ではチェックインカウンターが見つからず右往左往して疲れました。日本では有名なANAもヨーロッパではただの小さな航空会社でしかないらしく、出発まじかにならないとカウンターの電気がつかないのです。要するにぎりぎりになってようやく自分の乗る航空会社のカウンターが分かるのです!幸運にも同じ便に乗る日本人の方に出発の1時間前に会えたので、やっとドキドキしていたのが収まりました。

中国での発生は残念です

 現在私はNHK中国語講座を毎日聞いていて、中華ドラマの時代劇も面白くてよく見ています。最初は姉に台湾旅行に連れて行くように言われて仕方なく始めました。でもそのうちにだんだんと面白くなって、旅行が終わった後も勉強を続けています。テキストの口絵のページに載っていた氷祭りを見に行きたいと思っています。日本でいう札幌の雪まつりのようなものですが、写真で見る限り中国独特の作品のようです。中国の大連における新型コロナウイルスによる肺炎の発生は本当に残念です。

mikonacolon