人生は旅

人生も旅もトラブルの連続、だからこそ‘’今‘’を大切にしたい

運動不足解消の秋が来た

今週のお題「運動不足」

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思いがけない「秋」の贈り物が

 朝晩めっきり寒くなって、このまま一気に寒くなるのではと思いました。でもそんな心配は今のところ要らないようです。昨日も予想外に暑くて、「あれ~?どうなってるの?」と戸惑うばかりです。もう何年も本来の秋というものを味わったことがありませんでした。最近の気候は暑いか、寒いかのどちらかだったので、「涼しくて気持ちいい」気候を忘れていました。コロナ禍にあっては、今のような秋のような気候は、不幸中の幸いと言うか、まさに思いがけない贈り物と言えます。長袖シャツ1枚で過ごすのはもうだいぶ昔のことなので、このつかの間の秋がとても新鮮に感じられます。

 秋と言えば、実りの秋、読書の秋、スポーツの秋と何をするにも快適な環境が備わっている季節です。正直言って、夏の間は楽しいはずの早朝の散歩が辛かったのです。暑さに参りながらも、何とか足を前へ前へと出していただけのときもありました。それはただ自分の体力を維持したかっただけなのです。早朝に歩かなかったらいつ歩けるのか、といつも思っていて、体力が無くなるのが怖かったのです。でも朝の散歩だけでは足りないので、気が向けば、家から一番遠いスーパーに行ったりしていました。熱中症にならないようにと、暑さを理由に運動不足なのに知らんぷりをしていたのです。でもそろそろ行動範囲を広げようかと思っているのです。そうでもしないと、精神的にもストレスが溜まるし、身体も本来の動きを取り戻せないので。

人々はコロナ前に戻った?

 涼しくなって変わったこと、それは以前のようにはもうランニングやウォーキングをする人をあまり見かけなくなったことです。カップルや親子で仲良く歩いていた人たちにも会うことはなくなりました。なぜなのか、もしかしたら、彼らはコロナ以前の生活に戻ってしまったのかもしれません。世の中はgo toキャンペーンでお得に旅行に行けるそうではありませんか、そんな安全安心な日常が戻ってきたのですから特別なことは必要なくなったのかもしれません。知人の話では、近頃は電車も信じられないほど混んできて、在宅勤務のはずなのにどうしてと疑問に思うことばかりだそうです。

 私はと言えば、以前は休みの日は3時間以上も歩きまわっていたこともありました。どこにでも歩いて行ってしまうので、周りから「お前は馬鹿じゃないのか、電車というものがあるだろう」と呆れられていました。そんな時はいつも「何もわかっていない、自分の足で目的地に行くことに意味があるのに」と心の中でつぶやいていたのです。歩くと気持ちがよくて、さすがに長い距離は足も痛くなるし疲れるけど、そのあとの達成感がたまらないのです。

 思えば、東日本大震災が起こったとき、公共交通機関が動いていなくて家に帰れない人が大勢いました。そのときに実感したのです、自分の足でどこに居ても家に帰ることができたなら、少しは安心できるのではと。それから書店に地図を買いに行って実際に自分で歩いてみることにしました。ウォーキングは運動不足解消になるのはもちろん、ストレス解消にもなります。悩みがあるときは、部屋でじっとしていてはいけない、外に出て速足で歩いてみるといい、これはある精神科医の言葉です。なぜ、速足でと疑問に思ったら、人間は歩きながら悩むことはできないので気分転換になると言うのです。私はよく歩きながらブログの内容を考えるのですが、つまり、その時は速足では歩いていないのです。精神科医の言う「速足」とは歩くことだけに集中していて他のことなど考えられない、そういう状態のことだったのです。

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