人生は旅

人生も旅もトラブルの連続、だからこそ‘’今‘’を大切にしたい

体調を整える

今週のお題「今月の目標」

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バリャドリードのサン・パブロ教会堂正面。NHKまいにちスペイン語テキストから。

快適な季節なのに、なんだか体調が今一つで

 近頃は昼間はまだ残暑が厳しいとは言っても、朝晩は涼しくて何をするにも快適な季節になりました。さぞかしぐっすり眠れると思ったら、なかなかそうもいかないのです。夜寝る時は少し暑いので半袖のパジャマで寝たら、朝起きてくしゃみ連発ということもありました。あるいは、朝までよく眠れたと思ったのに、起きたらなんだか頭がツーンとする、つまり温度差が大きすぎるせいで頭が痛くて堪らないのです。そういうときはすぐに風邪薬を飲む、私の場合は顆粒のパブロンを飲むと大抵治ります。どうやら今は中途半端な季節のようで、こんな時は体調管理が難しく、だからこそ気をつけないと具合が悪くなってしまいます。コロナで自粛を強いられていて、それだけでも大変なのに課題がまた一つ増えた気分です。

 今の私の悩みは夏に抑えられていた食欲がぶり返してきたことです。思えば、夏の間は冷たい飲み物、特にコーラをがぶ飲みし、炭酸でお腹を膨らませて満足していました。固形物など一切、身体は受け付けませんでした。暑さが頂点に達していた時はそれでよかったのですが、暑さが収まり、秋風が吹き始めるとなんだかお腹が空くようになりました。やたらと空腹を感じるようになり、夏の2倍は食べるようになりました。それもお菓子とかではなくて、お腹にドカンと溜まるご飯をです。すると、突然の過食に胃も腸もびっくりしたのか、腹部が張ったような感じになりました。旺盛な食欲は大歓迎なのですが、不調は困るので何とかしなきゃと考えているところです。

 先日の新聞の新刊書の広告の宣伝文には「1日3食は胃に負担をかけていて、逆に不調を招いている」と書いてありました。これまでの1日3食の規則正しい食事は健康にいいとされる常識を覆した見解で、しかも「空腹は何よりのクスリ」と主張しているのでした。1日3食では食べ過ぎで、誰もが皆食べ過ぎている、つまり不調の原因の一つになっていると言いたいのです。日に3回も食事をしたらそのたびに胃や腸は働いているのだから、疲れ切って弱ってしまっているのです。そうなれば、本来の働きをしなくなるのは当然です。だから食事と食事の間の時間をできるだけ長く取ることが必要で、胃や腸をその分休ませることができるのです。食べ物が完全に消化されるまで12時間もかかるそうで、そう考えると私たちは食べ物がまだ消化されないうちに次の食事をしているわけです。実際に手に取って本を読んだわけではないのですが、生きていくためにはそんなにたくさん食べる必要がないことも事実です。

 この宣伝文句を読んで思いだしたのは、たしかオートファジーという言葉です。これは食事と食事との間を16時間空ける体調管理法です。以前朝刊をペラペラ捲っていたら偶然見つけたのですが、すぐに自分はできるだろうかと考えてみました。私の場合はいつも夜7時頃夕食を食べて、朝食は7時と決まっています。そうなるとだいたい12時間空いていることになりますが、16時間後となると11時です。つまり私の朝食は11時ということになり、朝食と昼食の兼用でブランチみたいなものになります。それでようやくわかりました、1日2食でいい、それで十分足りて体にもいいということなのです。疲れやすかったのが気にならなくなり、夜も快眠できると言われれば試してみたくなるのが人間です。

 さて、一番の問題はオートファジーを実践できるかということです。7時に朝食を食べるのを11時まで我慢できるのか、そんな忍耐力が果たしてあるのか。オートファジーの提唱者によると「はじめは大変ですが、慣れれば簡単にできます」なのですが、お腹が空いて、それでなくてもダメなのに空っぽの頭がいっそう働きません。食べ物のことが気になって集中力が続かないので、私には無理だとわかったのです。もちろん、本に書いてある事をすべて鵜呑みにすることはできません。だから自分にあった体調管理法を見つけて試してみるしかないと思うのです。

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